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錠剤デビューはいつから? 粉薬が飲めずに吐いてしまう娘の苦悩【子育ては毎日がたからもの☆ 第43話】

Woman.excite / 2019年2月15日 12時0分

写真

子育ては毎日がたからもの/ぺぷり


娘は6歳ですが、粉薬が大の苦手です。

拒否反応なのか、「苦い」と思い込みすぎているのか、はたまた、ただのわがままなのかはわかりませんが、粉薬、とりわけ抗生物質などの苦い薬を飲むと、吐き戻してしまいます。

ゼリー状のオブラートなど、薬剤師さんにアドバイスをいただいた方法も試しましたが、味わってしまうからなのか逆効果でした。

■錠剤なら飲める娘、しかしお医者さんは…
子育ては毎日がたからもの/ぺぷり

飲む度にこみあげる嘔吐感を、毎回顔を真っ赤にして耐える娘。

2回に1度は実際に嘔吐してしまい、薬の効果はわからぬまま…。

本当に体が拒否しているのか、それとも甘えているだけなのかわからず、どうすることもできないままに、アイスやゼリーなどに混ぜながらだましだまし飲ませていました。

ただ、苦手な座薬すら、粉薬を飲むくらいならと、受け入れるほどだったので、本当に粉薬が無理なのかもしれません。

次第に娘は、病院に行くのを拒むようになりました。
子育ては毎日がたからもの/ぺぷり

よくよく聞いてみると、薬を飲まないといけないのが、病院に行きたくない一番の理由のようでした。

でも、このままではよくならないし、いつもの小児科では錠剤で処方してもらえない…

一体どうしたら…

娘の気分を変える意味と、もしかしたら錠剤が処方してもらえるかもという淡い期待を抱いて、いつもと違う小児科に行ってみることにしました。

■事態は好転! 希望の光が見えた瞬間
そこでは、問診票に「希望の薬は?」という欄があり、「シロップ、粉薬、錠剤」のいずれかに〇を付けることができました。

「もしかしたら、錠剤を処方してもらえるかもしれない…!」と、希望が見えてきました。

診察になり、処方箋の相談のときに、薬の形態について医師に相談してみました。

すると、
子育ては毎日がたからもの/ぺぷり

そうして無事に錠剤で薬を処方してもらった娘。

薬局で処方してもらった小さな錠剤を確認して、すごくうれしそうにしていました。
子育ては毎日がたからもの/ぺぷり

これまで吐き戻したり、時間がかかったりして、大変で憂鬱(ゆううつ)な時間だった薬時間が、錠剤になっただけですごく楽になりました。

しかし、また別の病院で、以前錠剤で処方していただいたものと同じ粉薬が処方されてしまいました。そこで、錠剤での処方をお願いしてみると、年齢のことと、「薬局に置いてないから」と言われてしまったことがあります。

そこで思い切って、「お隣の薬局には置いてないかもしれませんが、わが家がいつも利用している薬局には置いてあるので、そちらでもらってはだめですか?」と聞いてみました(我ながらやっかいな親…)。

そうしたら「わかりました…」とすんなり錠剤で処方箋を書いてくれたこともあります。

医者側からすると面倒臭い親だったのかもしれません。でも、せっかく処方してもらった薬でも飲めなかったら意味がないと思います。だから、根気よく質問して、ちゃんと飲めるタイプのものを処方してもらう方がいいのではないかと思っています。

ただ、錠剤は小さいお子さまには誤嚥(ごえん)の危険もあるため、錠剤への切り替えはある程度の年齢になり、病院の先生との相談しながら慎重にすべきだし、親もよく見守る必要があります。

でも本当に粉薬で困っているお子さまは、医師に相談し、しっかり飲み込みの練習をした上で切り替えることもひとつの手だと思います。

うちの娘は、錠剤を飲めるようになってからはというものの、病院も嫌がらず行くようになりましたし、薬を飲むことを渋ることもなくなりました。

むしろ、「錠剤飲める私、おっとなー♪」といわんばかりに、いつも得意げに見せびらかしながら飲んでいます(笑)

※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。薬の形や効果などについてはかかりつけの医師にご相談ください。また薬の飲み方については、薬局や薬剤師などにご相談ください。


(ぺぷり)

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