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共働きなのに家事も子守もしない夫。結婚9年目で私が初めてブチギレた日!【コソダテフルな毎日 第111話】

Woman.excite / 2019年2月7日 12時0分

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ウーマンエキサイト読者のみなさん、こんにちは! 今年の節分は日曜日でしたね。

皆さんのおうちにもこわ~~い鬼がやってきてお子ちゃまはパニーックでしたか(笑)?? うっふっふっふ。かわいいですよね。

我が家は今年は神社の節分祭に出向いて餅まきに参加してきました!

さて、今日は私が鬼になった日の話を書きたいと思います。

ちなみに節分の話ではありません。結婚して9年。私が初めて夫にブチ切れて言い返した日の話です。


この頃の夫婦の関係に比べると今はかなり平等になって、家事も育児も率先してフォローしてくれる夫にかわりました。

どのようにして変わって行ったのかはあいまいなのですが、私の中ではこの日がひとつの突破口だったような気がします。

そのあたりを含めて2話に渡って書いていきたいと思っています。

■私が仕事をスタートさせたころ…
私と夫は同じ年齢です。

結婚したら私は専業主婦になりたいと思っていましたし、夫も妻には専業主婦でいてほしいというタイプだったので当初はお互いの価値観が合っていました。

そして専業主婦&子ども3人を出産して過ごすこと8年。
三男が1歳になった頃に、急に自営業を始めたくなったのです。

働き始めるのは子どもが中学生になってからかな? とか思っていたので、まさか三男が1歳で仕事を始めるとは夫も私も予想していませんでした。

ですが、自分も30代に突入して念願の3人目を出産したと同時に、自分の人生が子育て一色で終わってしまってもいいのかな? という疑問も湧いてくるようになったのです。

子育ても大事な仕事だけれど、子どもの事だけを見つめて暮らす生活に少し疲れてきて、子育て以外で自分自身が打ち込めるものが欲しくなったのです。

そう思った時が始め時ということで、見切り発車感は否めませんでしたが思い切って仕事をスタートさせました。



そして1年経った頃、とある喧嘩が勃発したのです。


■ついに喧嘩が勃発!
この日は土曜日でした。私は仕事が入っていたので夫に子ども3人の子守を頼んでありました。

休みの日に子どもを預けられることを、夫がよくは思っていないということを知っていたので、預けるこちらとしてもすごく気を使っていたのですが、前日になって夫から「足にバイキンが入って腫れてしまいろくに歩けない」とかいう報告が入りました。



(いや、正直心の中では、なんでこのタイミングやねん…! ほんまに歩かれへんくらい足痛いん!? 仮病ちゃうん!? とか思いましたよ(笑))

でも足が痛かろうが、体自体は元気なんだから、と約束通り子ども3人を夫に託して私は仕事へ向かいました。

そして仕事を終え家に帰ろうとしたのですが、本来であれば17時には帰れるはずが予定してた時間よりすっかり遅くなってしまい、結局家に着いたのは18時でした。

帰りの道中では家に帰ってからの段取りや、夫と留守番している子どもたちのことで頭いっぱいです。



夫の機嫌も悪くなってるんじゃないかとか、さらにこの日は帰ってから花火大会に行く予定にしていたので、尚更気が焦っていました。

しかし、息をきらして家に着いてみるとどうでしょう。

散らかった部屋に、放たれた3兄弟。
そしてソファで寝ている夫。


ドォォオオオオーーン。

ただいまっ…え…もしかして、

ずっとそこで寝てたの???



子どもたち:「パパ、1日中そこで寝てた」

え……。

夫:「だって足が痛いんだからしょうがないじゃないか」

え…。

女性の皆さんならこの時の私の気持ちが手に取るように分かってくれると思います。

いくら不本意な子守とはいえ、妻が仕事に行っている間せめて子どもの相手ぐらいはしてくれてもいいと思いません!?

仮に私が足の爪が痛くたって、歯を食いしばって歩きますよ。

それがどうでしょう。


家の中は散らかり放題。
乾いてる洗濯物はそのまま。

…はぁ…。正直悲しかったですよ。

いえ、百歩譲って家事は別にいいんです。

1日中家の中で漫然とほったらかしにされていた3人の子どもたちが気の毒でぐっと歯を食いしばりました。

しかし、働きたいと言い出したのもこの私。

別に今働かなくてもいいんじゃないかと夫が思っていることも分かるのであまり強くは出れず、今日1日子どもたちが安全に過ごせてただけでオッケーと思うしかないと自分に言い聞かせて、夫には苦言も呈しませんでした。

そして玄関を開けた瞬間から飛びついてくる3人の子どもたちの相手をしながら晩ご飯を作り、食べさせ、喧嘩を仲裁し、子どもたちの話に耳を傾け、文字通りてんてこまいですよ。

その間夫は何をしていたのかというと…



ソファに寝転んでくつろいでたんですよ!!

一歩も動きません。

まるで「オレの任務は終わった」とでも言いたいかのように。

任務もなにも日中からずっとそこに寝てたのにですよ!?

端で必死になってる私の姿が確実に視界に入っているのに、何ひとつ手伝ってくれないなんて…ひどい!!

でも…でもでもでも…と必死に自分に言い聞かせ、子守り苦手な夫が1日面倒みたんだから仕方がないかと思って耐えました。

がしかし、ご飯食べさせ終えて、後片付けをしはじた頃にようやく起き上がって夫が台所にやってきました。

そしてハムの空き箱を見つけてきました。

「これ、なに?」って聞くから、「実家から送ってきたハム」って答えたんですよ。



そしたらそれが気に食わなかったみたいで、そこからいつもの説教モードに突入してしまったのです。

夫の怒りポイントは以下3つです。

ハムが届いたことを知らされてなかった。
俺だって食べたかった。
てか、そもそも届いたってこと報告してないってこと自体俺に対して失礼だろ!




たとえ嫁の実家からであろうが、俺の実家からであろうが、届いたよってことぐらい報告するべきだろ! 俺に対して失礼だーーー!!!!と、大変お怒りでして、、。




これ、妻側と夫側では意見が割れると思うのですが、私からしたら別に隠してたわけじゃなくて、普通に言うの忘れてただけで、そもそも平日は帰ってくるの遅いし、ろくに顔も会わさないし家でご飯も食べないし出す機会もなかったんですよね。

黙って食べてやろうって思ってなんかなくて、ほんと、普通に忘れてただけだったんですよ!

でも、夫からしたら知らない間にハム届いてて、知らない間に全部食べられていて、せめてひと言ぐらい報告があってもよかったのにという主張で…。

今までだったら私はひたすら黙って聞いてたはずなのですが、この日はもうさすがに我慢できませんでした。

結婚9年で初めて。
ついにキレました。

私だって毎日一生懸命生きてるんだよ!
それが仕事から帰ってきたら、あに!?

晩ごはんを食べさせるのも1人でやって、やれ洗濯物が畳めてないだとかほったらかしだとか、あげくにはハムひとつでごっちゃごっちゃごっちゃごっちゃ説教され、しまいには俺に失礼だとか言われて、

はぁ!?



じゃあ、あなたは私に対して失礼なこと一切してないわけぇぇぇぇ!!!!?

キレましたぁぁぁぁぁーーー!!!!
パンパカパーーーン!!!!

夫も平静を装っていましたが、私が爆ギレしてきたので面食らってる風でした。

こうして言い返せるようになった事自体大進歩なんです。

今までは自分の中のどこかで外で夫が働いてくれてるおかげで私は専業主婦として生活できてるんだから夫の言うことには従わないと、っていう意識がどこかにあったんだろうけど、自分自身も働き始めたことによって少し言い返せる自信がついたんだと思います。

あ、本人の名誉のために言っておきますが夫から直接そんな風にしろって言われたことは一度もありません。私が勝手に思ってただけ。

ですが、口では言わないけれどそう感じさせられるような態度はよくとっていました。

反逆し始めた私に対して夫は、私がキレてるポイントと夫がキレてるポイントが違うってことを主張していていました。

いや、それは分かってますて。ハムこときでごちゃごちゃ言ってるんじゃなくて俺に対して失礼やろってことで怒ってるんですよね??

でもさ、よく考えてみて? じゃああなたのその態度は私に対して失礼じゃないの??


私、あなたが仕事から帰ってきたら、これみよがしにソファーでくつろいで「私、1日子守りしたんだから後はあなたが全部やってよね!?」みたいな態度とったことあります!?

ないですよね?

私だってソファーで横になりたいよ! 休憩したいよ!

色々と家の事が回ってないのも申し訳ないよ!!

でーーもーーーさーーーー!!!!

私が失礼なんだったら、
あなたもだいぶ失礼!!!!

くわーーーーーっ!!!!


そして険悪な雰囲気のままお互いそっぽ向いて花火大会へーー。

しかし子はかすがいとはこのこと。喧嘩しても子どもとは喋りますし、パパもママも一緒にいかないと子どもが悲しむから一緒に行動せざるをえません。

花火会場に着いたらもうお互いケロっとしてて、お互いの言い分を言い合ったらそれでサクっと終了しました。

ほんと、心底思うけどこの人と暮らせるのは私しかいないと思うと同時に、よくここから今の関係まで持ってこれたな…と今あらためて思いました(笑)

さて次回は実際、夫はどのように思っていたのか、そしてどのようにして変わっていったのかを書いていけたらと思います。

つづく。

【お知らせ】
第107話の記事下アンケート「Q. 育児について『過去の自分に言いたいこと』を教えてください。」のアンケート結果はこちら↓
「今、育児がつらいママへ「あなたががんばったから、10年後のこの子がある」」


(ちゅいママ)

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