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がんばり屋の「長女気質」が育児を苦しめていた…!? 白旗を上げた私が身につけたものとは【今日もゆる育児日和 Vol.7】

Woman.excite / 2019年9月26日 13時0分

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一人でがんばる育児に白旗…

ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。

中川マナです。今回は特集『親になって強くなったこと』のテーマに参加しての記事です。

新米ママ時代からすると、私もだいぶ強くなりました。

と言っても硬派!! ムキムキィ!! という強さではなく、どちらかと言うと、しなやかに強くなりました。

今回はそんな話です。


■長女気質を発揮! 窮地からスタートした私の「がんばり育児」
難産で大量出血…貧血のために鉄剤を点滴しながら始まった私の育児。

出産の立ち会いには母が来てくれてたのですが、諸般の事情があり、私の退院後すぐ実家に帰ってしまいました。



退院後も娘のための通院が続き、産後すぐでこんなに出かけるなんて…という日々。

再入院や通院ののち、娘は大きな病院の新生児科を紹介されそこで断乳を指示されます。

後に産院の看護師さんに

「え、断乳を指示された?! あとが大変だったでしょう? 相談してくれいいんですよ! 電話してください!」

と言われ「え…電話していいの?」と初めて気付く。

これぞ、長女気質…!

ちなみに私が考える「長女気質」ってこんな感じです。

・責任感が強い
・がんばり屋
・人に頼るのが苦手

才能でもあると思いますが、私の場合は辛かった。

■人に頼れない私は、先輩ママの育児スタイルにイライラ

赤ちゃんが生まれて、友達から寄せられるのはたくさんのお祝いの言葉。

産後のおでかけ、せっかく友達にも会えても…。前のようにはいかず…。赤ちゃんの説明ばかりしている。


あまりにたくさんポジティブな言葉をもらうので、うれしいのだけど「一変した生活に戸惑っている」という自分のことは話す間もなく、疲れてしまうことも多かったです。

特によく覚えているのは仲間内の集まりで同じく子連れの友達に会ったとき。

娘が生後5カ月くらいで、彼女のお子さんは2歳だったので、先輩ママですね。

今回はA子が子連れてきているはず。A子の娘ちゃんは2歳だし…。実情を話せるかな…。と思いきや…!?


そこで私はとにかくイライラしてしまったのです!!

子連れのイメージと全然違う!


彼女は手が空いてそうな人に「ちょっとこの子見ててくれない?」と言ってトイレ行く。

で、その先で別の人と話し込んでなかなか帰ってこない。

子どものほうも、泣かずにニコニコしています。

飲み物や食べ物のサーブも、周囲の人にかる~~く頼む。(子どもの分はもちろん、自分の分も)

気軽に人にものを頼めない私には、衝撃でした。

友達「ご機嫌でいい子だったよ~」 先輩ママ「ありがと~!ついでに軽食とってきてくれないかな~?」 私「私とは全然違う…」


彼女は別にイヤな感じではありません。

「確かにそういうとき頼めたら助かるわ~」と思うようなことを頼んでいるだけ。

一方、機嫌の悪い娘をあやしながら、目の不自由な夫のために料理を取りに行く私。

料理も自分は一口も食べれず、娘のオムツを変えるためにトイレへ。

手を洗おうとして、鏡に写った自分の顔を見ると、ひどい顔…。

洗面台で見た、自分のひどい顔…


私はこのころ「娘が他の子より泣いて過ごす時間が長い」ということに悩んでいました。

「刺激に敏感で、1日のうち泣いている時間の長い赤ちゃん」が、全体の10%~15%程度の割合でいるそうですが、今思うと娘はそうでした。

誰が悪いわけでもない。

「誰かに助けてほしい、私だって大変だから助けを頼んでもいいはず、でも全然人に頼れない」

そんな気持ちから、先輩ママにイライラしてしまった体験でした。


■「もう限界…」の体験が私を変えた

そんな私も、睡眠不足や疲れの蓄積で慢性的に限界を感じるようになりました。

「娘を床に投げてしまうのでは」という瞬間が何度もあってやっと一時預かりを考えるようになり…。

実際にはそこから3ヶ月くらい葛藤してやっと区の一時預かりを利用しました。(今考えると頑張りすぎ!)

一人でがんばる育児に白旗…


初めて子どもを預けた、たった2時間。

どこに行くことができるほどの時間でもなく、周辺をうろうろしただけでした。

娘を迎えに行って、何も変わらないように感じました。

でも、自分の中にあった「頑張らなきゃ、ちゃんとしなきゃ」「一人でもしっかりしなきゃ」に負けて。

白旗を上げたのは大きかったです。

それから徐々に、私は人に頼れるようになっていきました。

■時には「助けて」と言える、しなやかさが身についた

最初のころは頼むのにちょっとした緊張感がありました。

ただ、

「結局、私の無理は回り回って子どもにしわ寄せが行く」
「これは子どものため!」


と思うと勇気がでました。

産後当初「エレベーターがない場所でも、できるだけ人に頼らず、一人で運べるように」と購入した最軽量のベビーカー。

それを知らない人に「一緒にベビーカーを運んでもらえませんか?」と頼めるようになり…。

「すみません、手伝ってもらえませんか?」は、子どものためだ!!で強くなった!?


徐々に「自分だけで頑張らなくてもいいんだ」と思えるようになっていきました。

ネットで心無い話を目にすることもありますし、実際「えっ」という体験もありましたが、それでも、いろんな人が一緒にベビーカーを運んだり、助けてくれて、私と子どもの今があると感じます。

私の“長女気質”も消えたわけではありませんが、親になって「一人で頑張る強さ」以上に、「人に助けてと言える強さも身につけた」…そんな感じです!


最後までお読みくださり、ありがとうございました!

また次回!

(中川マナ)

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