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食べない、遊び食べ…ママが楽になる離乳食の付き合い方は?【「離乳食ってめんどい!」をスッキリ解決 Vol.2】

Woman.excite / 2019年11月5日 16時0分

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離乳食をスタートすると、日々わいてくる素朴な疑問。「果物も加熱するようにと書いてあるけど、バナナやりんごも加熱が必要?」とか「よく食べてくれるけど食べすぎが心配」など、はじめての離乳食作りはわからないことだらけ。本当にこれでいいのか不安になることも多いですよね。

そんな離乳食のお悩みを解決してくれる心強い一冊が、人気イラストレーターモチコさんの『マンガでわかる! 離乳食はじめてBOOK』です。



モチコさん

京都府在住のイラストレーター。ひょうきんな長女イチコと、甘えんぼうの二太郎にツッコミを入れる日常を描いたマンガをSNSで発信し、Instagramフォロワー18万人超えの大人気に。ウェブ媒体での連載のほか、著書に『育児ってこんなに笑えるんや!』(ぴあ)がある。
ブログ:https://ameblo.jp/musume-nichijo/
Instagram:https://www.instagram.com/mochicodiary/



書籍では、初期・中期・後期・完了期それぞれの時期によくある離乳食のお悩みに、管理栄養士の太田百合子先生がやさしくわかりやすく回答。

「モチコのがんばりすぎない離乳食!楽しく進める“らくワザ”時短術」の続きです。

今回は本の中から、離乳食のあるあるお悩みをいくつかピックアップします。また、知っておくと便利な離乳食に使える市販品もご紹介します。

ちなみに冒頭の疑問への回答ですが、果物をはじめて食べさせるときはアレルギーと食中毒予防のために念のため加熱するほうがよいとのこと。また、食べすぎに関しては身長と体重の増加が成長曲線のラインに沿っていれば問題ないそうです。

※マンガはモチコ家の子どもたちの個性を生かした、フィクションです。



■離乳食あるあるお悩み1
「離乳食を食べない!」「おっぱいはいつまで?」









離乳食初期は順調に進まないことも多いもの。「食べない」「嫌がる」、ときには「スプーンを投げる」、なんてこともありますね。せっかく手作りしたのにほとんど食べてくれなかったりすると、心が折れそうになります…。

でも初期の赤ちゃんの発達は目覚ましく3~4日後に反応が変わることもよくあるので、数日様子を見るとよいそう。

離乳食を食べさせようとすると、泣く赤ちゃんもいます。赤ちゃんははじめてのものを本能的に警戒するといわれており、離乳食やスプーンを怖がるのも自然なことなのだとか。

そういうときは無理に食べさせようとするのではなく、リラックスさせてあげることが大切。いつもお世話している人がやさしく話しかけながらあげると、安心して口に入れてくれることもあるそうです。

■離乳食あるあるお悩み2
「遊び食べ」「卒乳」「おやつ」








1歳~1歳半ごろに離乳食も終わりに近づくと、遊び食べや好き嫌いがみられることも増えてきます。

離乳食完了期となるこの時期は1日3食のペースを作り、離乳食を栄養源のメインにしていくことが大事。具体的には大人と同じ時間に3食+必要なら午前か午後、またはその両方におやつタイムを設けるとよいそうです。

ちなみにおっぱいやミルクを飲んでいるなら、おやつは不要。ママとのコミュニケーションとして飲みたがる子もいるので、無理に卒乳する必要はなく、日中の授乳を減らしていくとよいそうです。


■離乳食のお助けアイテム! 便利な市販品

離乳食作りはどうしても手間がかかって面倒なもの。忙しいときはベビーフードに頼るのもアリですが、本にはそれ以外の時短アイデアも多数紹介されています。

たとえば、便利な市販品を取り入れるのも一案。賢く使えば、忙しいときでも手間なくおいしく栄養あるごはんが作れます。

おすすめ1.野菜フレーク


© lithiumphoto - stock.adobe.com


かぼちゃやにんじん、じゃがいもをゆでてフレーク状にしたもの。水でとけば簡単に野菜ペーストが完成。

おすすめ2.トマトペースト
食塩不使用で原材料がトマトだけのものなら初期の風味づけにも。ケチャップは後期から。

おすすめ3.砂糖不使用のジャム


© beats_ - stock.adobe.com


果実と果汁だけで作った着色料や保存料不使用のジャムをヨーグルトやパンがゆのトッピングに。

おすすめ4.焼きいも


© K - stock.adobe.com


スーパーで売っている焼きいも。初期はお湯やミルクでのばして。中期以降はそのままでOK。

おすすめ5.缶詰類
塩や砂糖不使用のもの。使いやすいのはフルーツ缶、コーン缶、ほたて水煮缶、ささみフレーク缶、ツナ水煮缶、トマト水煮缶など。


書籍にはこのほかにも離乳食を進めていく上でこれだけ押さえておきたいポイントやマネするだけの献立カレンダー&レシピなど、離乳食のさまざまな悩みに応える情報が満載。先輩ママさんからのリアルなアドバイス&テクニックも充実しています。


「毎日の食べてくれる量がわからない」「赤ちゃんの好みの味付けって?」「どんなメニューなら喜ぶの?」「食事の時間がかかりすぎる」…離乳食を開始すると、普段の大人の料理とは異なった悩みがたくさん出てきてしまうもの。

栄養があって、安全で、手作りで…と面倒なことも多い離乳食。だからこそ余計、不安ばかりが膨らんでしまうという人もいるでしょう。この本ではらくワザも駆使、市販品も取り入れて、ママががんばりすぎずに楽しく離乳食期の子どもと過ごせるアイディアを紹介してくれます。

また本には、モチコさんのSNSに寄せられたこんなリアルな声も掲載されています。
「毎回スプーンを口に持っていくだけで反り返ってギャン泣き。私も泣きながら離乳食を捨てる日が続き、食事の時間が憂鬱で…。でも10カ月になったある日、本当に突然パクパク食べるようになりました。嬉しい気持ちを通りこして、あの数カ月は何だったの!と。赤ちゃんが食べてくれるよう工夫するのは必要だけど、何をしても食べないことがありますよね。でも、ある日ちゃんと食べるようになる、と後輩ママに伝えたいです。」(harさん)



モチコさんの家でもイチコちゃんはよく食べるけれど、二太郎君は少食だったそう。兄弟でも食べる量には違いがあるように、「今の時期はまだ食べない」という個性があるとわかるだけでも、肩の荷が下りたような気分になるのではないでしょうか。

栄養を摂ることは大切だけれど、赤ちゃんはまだまだ食べるデビューをしたばかり。だからいま食べなかったとしても、ママががんばり過ぎなくて大丈夫ですよ! とプレッシャーがかかりがちなママを癒やしてくれる1冊でもあります。

本を読むと、離乳食が単に大変で面倒なものから、子どもの成長を実感できるちょっとハッピーな時間をくれるものに変わっていきますよ。

『マンガでわかる! 離乳食はじめてBOOK』


(KADOKAWA/1300円(税別))
インスタグラム18万フォロワーの人気イラストレーターで2児の母のモチコさんによる悩めるママのための、リアルな離乳食本。管理栄養士の太田百合子先生全面監修による離乳食の基本情報と、同じく管理栄養士で「E・レシピ」でも活躍中の藤原朋未先生による、フリージングを基本にした離乳食レシピをまとめた一冊。離乳食レシピ数は100以上。リアルな先輩ママさんからのアドバイス&テクニックもたっぷり!
モチコさんのウーマンエキサイトの連載:モチコの親バカ&ツッコミ育児

(古屋江美子)

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