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物価高、エネルギー高騰…必要に迫られた今だからこそ考えたいお金のこと【今の時代の家計防衛術 第1回】

Woman.excite / 2023年7月11日 8時0分

物価高、エネルギー高騰…必要に迫られた今だからこそ考えたいお金のこと【今の時代の家計防衛術 第1回】

物価は高くなるし、エネルギーも高騰。それなのに、お給料は全くあがる気配がない…。そんな閉塞感の中で、将来への不安を感じている人は、多いのではないでしょうか?

でも、大丈夫! ピンチは、チャンスでもあるんです。これまで、「ちゃんとしなきゃ!」と思いながらも、何となく先送りにしていた「お金のこと」と、今、向き合ってみませんか













マネーライターである私・楢戸ひかるがお金のプロである横山光昭先生に今のこの時代をどう乗り切っていけばいいのか、直球質問した対談をお送りしていきます。


■マネーライターなのに家計がヤバい!


©kei907 - stock.adobe.com


まず最初に私自身のことを少しお話させてください。

じつは、私自身、30代の時に、「毎年、世帯年収が減り続けた時期」がありました。理由はふたつあって、夫の会社が、「3年間で社員の年収を5%引き下げる」と決めたこと。加えてフリーランスのライターだった私が、軸足を仕事から家庭に移したこと。

長男ひとりのときは共働きをしていましたが、夫の転勤先の北海道で双子を授かり、(ほぼ)専業主婦になりました。軸足を仕事から家庭に移したのだから、収入減は当たり前ですが、大きな打撃でした。

でも、今、考えると、家計がピンチになって、ようやく初めて家計管理と向き合えたんです。当時の私は、結婚しても、長男を産んでも、20代の浪費体質&どんぶり勘定を引きずったまま、30代後半を迎えていました。マネーライターなのに…です。あのとき、必要に迫られなかったら、今でも、放漫家計だったと思います。だから、「必要に迫られる」って、大切です。

■収入源のピンチを乗り切った今思うこと


©yamasan - stock.adobe.com


な~んて、恰好いいことを言ってみましたが、収入激減は、すごく、すごく不安で、亀が手足を甲羅に引っ込めるような気持ちで、毎日を過ごしていました。

お金を使うこと自体に強い罪悪感があり、1000円のランチに行ったことを、「無駄遣いしちゃった」と、3日後悔するような日々。お風呂を沸かすのを節約するために、洗面所で息子の手足を洗ったこともありましたっけ…。

でも、家計が苦しい時期を何とか乗り切ったことは、その後の自信になりました。そして、思ったんです。「あの時に、家計と真剣に向き合って良かった!」と。

「お金を貯められるのは、子どもが10歳まで」というフレーズ、聞いたことありませんか? 春からわが家は子どもたちが大学生2名と社会人になりましたが、「それって、本当だな~」と、つくづく思います。放漫家計のままだったら、教育費が山場の今、もっと苦しかったと思います。 

そんな私だからこそ、「子どもが10歳になるまでに、一度、真剣に家計と向き合うことは、おすすめです!」と、言いたい。今、閉塞感を抱えてるママたちに、「ピンチはチャンス!」とエール送りたいです。

次回は、節約案の筆頭にある「スマホを格安スマホに乗り換える」。「知ってはいるけど、行動に移せない」という人のためにお金のプロの横山光昭先生に対策をお聞きしました!

左:横山 光昭: 家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、右:楢戸ひかる:マネーライター


■今回、取材を受けてくださった横山光昭先生の書籍
90日で「貯める力」をつける本


(横山光昭著/ディスカヴァー・トゥエンティワン 1540円(税込))
「赤字家計」「貯金ゼロ」「低収入」の家計を再生してきた伝説のメソッドが超リニューアル!
なぜ、今、「貯める力」なのでしょうか?
1つ目は 「リスク対策」、2つ目は「お金を増やすため」。
「貯める力」は、一生お金に困らない“基本の力”となります。

横山 光昭(よこやま・みつあき)さん
家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。株式会社マイエフピー代表取締役。お金の使い方を改善する独自の家計再生プログラムで、これまで24,000万件以上の家計相談を受けてきた。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。

イラスト:ありま
(楢戸ひかる)

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