人の不幸を笑う夫にドン引き…この饅頭を買ったのはもしかして…？【妻の不幸を喜ぶ夫 Vol.5】

優しいと思って結婚した夫が、妻を見下し、妻の不幸を喜ぶ人だった…！

お互い母子家庭ということですぐに意気投合し、1年の交際を経てゴールインした主人公のレイさんとトオルさん。しかし、結婚後3ヶ月頃、夫に違和感を感じ始め…。仕事でミスしたことを話すと夫がニタァと不気味な笑顔を浮かべるのです。レイさんがシフトを間違えた日も、帰宅後「怒られた？」と嬉しそうな顔で聞いてきて…。

そして夫から、「職場の人たちで食べて」と渡されたお土産の饅頭である悲劇が。後日職場に持っていき後輩にあげると、食べた直後から後輩の様子が何かおかしい…。確認すると、お饅頭の賞味期限が切れていたのです。

帰宅後、夫に問い詰めると「誰が食べたの？」とまた笑顔で聞いてきて…。

このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。個人の特定を防ぐため、脚色を加えてあります。

■前回のあらすじ
トオルから「職場の人に」と渡されたお饅頭を後輩にあげた後、賞味期限が4ヶ月も切れていることが発覚する。後輩は許してくれたが、帰宅後にトオルを問い詰めると、「誰が食べたの？」と目を輝かせて…。

自分が渡した食べ物の賞味期限が過ぎてたのに、謝罪もなく「食べなくてよかったね」の一言。

口に、そのお饅頭を詰め込みたくなりますね…。

どうも怪しいトオルさんに、「出張先で買った物なんじゃないか」と聞くと…？


(土井真希)