実は違うサイン!疲れたときに「甘いものが欲しくなる」本当の理由とは

WooRis / 2014年10月7日 7時30分

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「今日も疲れたな〜、甘いものでも食べて元気を出さなくちゃ!」と考えている人は少なくないはずです。でも、疲れているときに、カラダが糖分を欲しているわけではない、ということをご存じですか?

例えば、甘いものをひとくち口にいれた途端に、まるで呼び水のようになってしまい、その後ドカ食いが止まらなくなっちゃった……という経験をしたことのある方もいらっしゃるでしょう。甘いものが欲しくて少しだけのつもりがドカ食い、一体なぜこんな現象が起こってしまうのでしょうか。

私たちが「甘いものが食べたいな〜」と感じるとき、実際にはカラダはまったく別のものを欲しているというのです。そこで今回は、南清貴氏の著書『じつは体に悪い19の食習慣』を参考に、甘いものを欲しているときに、私たちが本当に摂るべきものをお伝えします。

■本当に欲しているものは“ビタミンC”

私たちの祖先は樹上生活を送ってきていたと推定されていることから、砂糖が手軽に手に入らない時代に甘いものが食べたくなったとき、欲求を満たしてくれたのは、“熟した果実”であった、と南氏は説明します。

果実にはビタミンCが豊富に含まれていることから、人間には本能レベルで“甘いもの(果実)を食べる=ビタミンCが摂取できる”と、組み込まれているというのです。

甘いものが食べたい! と感じるとき、カラダはビタミンCを欲しているのです。それなのに、なぜか脳は甘いものが食べたいという指令を私たちに送っていることになります。

■なぜ脳が誤った指令を出してしまうのか

なぜ、ビタミンCを摂りたいのに甘いものが欲しいという指令にすり替えられてしまうのか、という点について南氏の同著によれば、「甘いものが欲しい!」と脳が感じる理由は、私たちの脳の中に経験則として植え付けられている“エネルギー源は糖である”、“糖は甘いものだ”という考えがあるからだといいます。

しかし、今のように砂糖が一般的に流通する前の先人たちは、疲れたからといって甘いものを食べられる環境にはなかったわけです。そのようなときには熟した果実を食べていました。

つまり、今の時代になってから自分の脳に入っている“甘いものは糖だ”という考えと、祖先から受け継いできた“甘いものを食べるとビタミンCが摂取できる”という知識とが入り交じってしまい、ビタミンCを欲しているのに「甘いものが食べたい!」となってしまうといいます。

いかがでしたか? 疲れているときに、「甘いものが欲しい!」と感じるのは、単純に糖を摂取すれば良いのではなく、カラダがビタミンCを欲しているシグナルだったのですね。ビタミンCを的確に摂取してカラダが満足すれば、ドカ食いを抑えられる効果も期待できそうです。

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