すぐ薬を飲むのは逆効果!? 「風邪の引き始め」本当に正しい対処法とは

WooRis / 2014年12月7日 11時30分

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くしゃみ、鼻水が気になったり、のどが痛くて咳こんだり、「もしかして風邪ひいたかも……」と感じたとき、あなたはどのように対処していますか?

「こじらせる前に薬を飲んでおかなきゃ」という方はちょっと待って! 医学博士・岡田正彦氏によれば、風邪のひきはじめにむやみに薬に頼るのはNGだというのです。

一体どういうことなのでしょうか? 今回は、岡田氏の著書『信じてはいけない医者 飲んではいけない薬 やってはいけない健康法』をもとに、風邪っぽい症状が出たときの本当に正しい対処法をお届けしたいと思います。

■風邪のひき始めに薬を飲むのは逆効果なおそれも

岡田氏によれば、発熱、鼻水、せきなど風邪の諸症状は、ウイルスに対する防御作用であるとのこと。つまり、熱にはウイルスを殺す作用があり、また、鼻水、せき、くしゃみなどは細胞がウイルスと戦ってできた残骸を体外に排出する作用だといいます。

このように人体にはウイルスに対する防御作用がそなわっているため、何もしなくても数日間で回復するものなのです。

ところが、わざわざ風邪薬を飲むとどうなるのかというと……岡田氏は以下のように警告しています。

「風邪薬の代表的な成分は、熱を下げる成分、鼻水を止める成分、せきを止める成分の3つです。これらは本来の防御作用を止めるものですから、体にいいわけがありません。外国のエビデンスによれば、風邪薬を飲むとかえって回復が遅くなることがわかっています」

薬を飲むことによって、人間の自然回復力を損なうおそれがあるということなのですね。このため、軽い風邪なら薬を飲むよりも、ゆっくり休むほうが大切だといいます。

■風邪薬を頼るべきタイミングとは?

とはいえ、風邪薬が絶対的に悪というわけではありません。風邪薬の利用法について、岡田氏は以下のようにアドバイスしています。

「熱が出て辛くて眠れないが、明日、大事な仕事でどうしても休めない。そんなときは、市販の風邪薬で熱を下げましょう。その際、アセトアミノフェンという成分だけでできている風邪薬を選ぶと安心です」

たしかに、大人の場合は、仕事の都合でゆっくり休んでいられない、自然治癒を待っていられないという事情もあるでしょう。

他方、お子さんの場合、薬で人間本来の防御作用を損なうほうがリスクが高そうですよね。ちょっとした鼻水、せきで「あら大変!」と薬を飲ませるよりも、しっかり栄養をとらせたり体を冷やさないようにしたり、熱があるようなら学校を休ませたりするほうがいいかもしれません。

以上、風邪っぽい症状が出たときの本当に正しい対処法をお届けしましたがいかがでしたか? 本格的な風邪のシーズンですが、なるべく薬には頼らずにうまく乗り切ってくださいね。

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【参考】

※ 岡田正彦(2014)『信じてはいけない医者 飲んではいけない薬 やってはいけない健康法』(カンゼン)

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