女子アナだけじゃない!弁護士が教える「内定取り消し」3つのパターン

WooRis / 2014年12月10日 18時0分

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日テレの女子アナ内定取り消しに関するニュースが世間をにぎわしています。狭き門を突破したのに、ある日突然「やっぱりあなたを採用できません」と内定先から一方的に拒否……「もし自分の身に降りかかった出来事だとしたら?」と思うとゾッとしますよね。

その人の生活や人生計画を大きく揺るがす内定取り消し。これって一体どのような場合に起こりうるのでしょうか?

そこで、アディーレ法律事務所の岩沙好幸弁護士に内定の取り消しが認められるケースについてお話をうかがいました。

■内定の取り消しってそんなに簡単に認められるもの?

「内定の取り消しは、法律上厳しく制約されており、そう簡単に認められるものではありません。“客観的に合理的な理由があり、社会通念上、相当と認められるか”という解雇と同じ基準で判断されます。これはかなり厳しい基準です。

では、具体的にはどのような場合に内定取り消しのおそれがあるのかというと、学校を卒業できない場合を除き、次の3つのケースなどが考えられます」

■1:履歴書の重要な部分に嘘を書いた

「履歴書に嘘を書けば、すべて内定が取り消しになるというわけではありません。採用の決め手ともいえる重要な部分に嘘を書いた場合には、内定取り消しになる可能性があります。

たとえば、居酒屋でのアルバイト歴が本当は半年なのに、1年と偽ったくらいでは内定の取り消し理由として認められません。

ただし、全くアルバイト経験がないのに“居酒屋で3年間アルバイトした”と偽り、その実績が買われた……といった場合には、虚偽の記載が発覚したときに、内定取り消しとなるおそれが出てきます。

そのほか、業務に必要な資格を本当は持っていないのに、持っているように記載したような場合も危険ですね」

もちろん履歴書で経歴などを“盛る”のは人としてやっちゃダメな行為ではありますが、業務に著しく支障が生じるような嘘でなければ内定取り消しにはならないのですね。

■2:重大な刑事事件を起こした

「内定後に暴行罪、傷害罪、詐欺罪など重大な刑事事件を起こした場合、あるいは、内定前に起こしたのを隠していた場合にも、内定の取り消しが認められることがあります。

たとえば、居酒屋で酔っ払って店の備品などを壊してしまったという場合には、器物損壊罪には当たりますが、この程度なら内定取り消しには至らないでしょう。ただし、酔った勢いで店員さんに暴力を振るってケガまでさせてしまった……となれば、内定取り消しが認められる可能性が出てきますね」

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