本格的寒さの前に!ママ必読の「石油ファンヒーター」注意点とは

WooRis / 2013年12月20日 12時0分

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本格的に寒い季節がやってきましたね。ご家庭の暖房も、本格稼働を始めているのではないでしょうか?

みなさんの中には、比較的安い値段で購入できる石油ファンヒーターで暖をとるという方も少なくないでしょう。ただ、乳幼児や呼吸器系にトラブルのあるお子さんをお持ちの方は、石油ファンヒーターの利用には十分に注意してください。

石油ファンヒーターは他の暖房器具と比べて、閉め切った室内の空気が汚れてしまうというデータがあります。1回の使用で深刻な健康被害が出るわけではありませんが、長時間の利用を一冬繰り返す場合は、他の暖房器具よりも丁寧に換気を行なわなければいけません。

■点火後10分で窒素酸化物の濃度が一気に上昇!

国民生活センターの調べによると、20℃に温度設定した石油ファンヒーターを、閉め切った6畳の室内で使用した場合、点火から10分ほどで空気が一気に汚れてしまうとわかりました。

人間の呼吸器に悪影響をおよぼす窒素酸化物の1つ“二酸化窒素”の濃度が、安全基準値を超えてしまうケースも確認されています。閉め切った環境下で3時間から4時間継続して過ごすと、健康な大人でも体調が悪くなるほどの窒素酸化物濃度になってしまうのです。

■設定温度やヒーターのサイズ選びに要注意!

ですから、とくに子育て世帯では、温度を25℃など高めに設定したり、大部屋用の出力の大きい石油ファンヒーターを狭い部屋で使用したりすることは、ぜひ避けてください。灯油の消費が早まるだけでなく、窒素酸化物など人体に有害な物質も大量に放出され、空気が一層汚れてしまいます。

じつは乳幼児は体重あたりの呼吸量が大人よりも多く、成長中の呼吸器は外気の影響に敏感です。冬の間、長時間家の中で過ごす乳幼児は、閉め切った環境下での石油ファンヒーター使用が原因で、大人よりも有害な物質の影響を受けてしまう恐れがあるのです。

■1、2分でいいのでまめに換気を!

お伝えしたように、石油ファンヒーターの利用価値は高いのですが、子育て世帯では使い方に注意が必要なのです。最低でも部屋のサイズと出力レベルが合っているヒーターを使い、設定温度も20℃を下回るくらいに低めに設定してください。ホットカーペットなど他の暖房器具の併用を心掛けると、さらに安心です。

また、部屋が一度暖まってしまえば、壁や床の温度も上がっているので、換気をしてもすぐに温かさは戻ってきます。寒いからといって換気を怠らず、子育て世帯では1時間に1から2回は空気を入れ替えてください。1回の換気は1分から2分が目安です。

以上、石油ファンヒーターの利用について注意すべき点をお伝えしましたが、いかがでしたか? とくに乳幼児や呼吸器系にトラブルのあるお子さんをお持ちの方は、石油ファンヒーターの利用には十分に注意してくださいね。

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【参考】

※ 石油ファンヒーターによる室内空気汚染 – 国民生活センター

WooRis

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