知らずに子育てできるか!親が知っておくべき噂の「反転授業」

WooRis / 2013年12月22日 12時0分

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2013年11月から佐賀県武雄市の小学校でも始まった新しい授業スタイルで、全国的に注目を集めているのが“反転授業”。日本の教育レベルの地盤沈下が話題になっている昨今、これからの教育の主流になると目されています。

親世代の常識や知識が通じなくなるほどの激変の時代。そして先の見えない混沌とした時代。教育の果たす役割は非常に大きくなります。だから親こそが、自分の経験に基づいたものではなく、現代の教育内容を知っておかないと、子どものサポートができなくなってしまうのです。

そこで今回は、親こそ知っておかなければならない反転授業についてお伝えします。

■反転授業では従来のような一方的な講義は受けない

従来の授業では、生徒は講義を一方的に受ける、というスタイルでした。反転授業では生徒は動画ファイルなどに収録された講義を事前に予習します。そして、授業時間には予習してきたことを活かした議論や応用問題を解くことにあてます。

そこで生徒は予習してきた知識をより深めます。先生は一斉講義の時間がなくなるので、個々の生徒に密着した対話型の指導ができます。その結果、生徒の学習効果が上がると言われています。

■金銭的、時間的な家庭への負担が課題

ですが、すぐ普及するかといえば難しいようです。タブレットやPC端末など家庭への金銭的負担や、生徒の予習を家庭でどうフォローするかといった時間的な負担が課題となっています。また教育機関サイドの、予習用動画の作成方法の確立や、ノウハウがまだ蓄積されていないことも課題となっています。

■世界の主流となりつつある授業スタイル

すでに世界では広く行われている反転授業。メジャーになったきっかけの1つは、アメリカで2006年にサルマン・カーン氏によって創設された非営利組織の教育ウェブサイト、カーンアカデミー。現在では理数系の講義を中心に3,000本以上の動画があり、誰でもアクセスできるようになっています。

日本でも、小学校から大学にいたるまで徐々に環境が整いつつあり、今後の教育スタイルの主流になると目されています。

■教育は”外から教えること”ではない。”外に引き出すこと”である。

改めて日本語の”教育”という言葉を考えてみると文字通り”教え育てる”こと。つまり人間を望ましい状態にするために、心と体に意図的に働きかけることだと考えられます。

ところが、“教育”の元となった、英語の”education”はラテン語の”educare”が語源で、その意味は“外に引き出す”。つまり”education”は“潜在している才能を外に引き出す”ということを意味しています。つまり教育という概念は、日本語と英語では全く反対の意味になっているのです。

このように教育に対する正反対の概念が、この反転授業によって文字通り“反転”し新しい教育のやり方として定着する頃には、日本の教育も世界に通用するレベルになっているでしょうか。反転授業の今後に期待したいですね。

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