彼からの贈り物「別れるなら返せ」と迫られたら?弁護士に聞いてみた

WooRis / 2013年12月26日 19時0分

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待ちに待ったクリスマス! 恋人がいる方は、彼からどんなプレゼントをもらいましたか? 少し景気が上向いてきたムードがあるこの状況ですから、ちょっと高価なバッグやアクセサリー、腕時計などをもらった方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、でも……縁起でもない話で大変恐縮ですが、もし彼との別れがきたときに、「オレがあげたプレゼントを返せ!」と言われたら、いったいどうしたらいいのでしょうか? 

そこで今回は、そんな”もしも”について、アディーレ法律事務所の島田さくら弁護士にお話を伺いました。法的には返すべきなのでしょうか?

■基本的に”もらったもの”なら別れてもあなたのもの!

「”別れたんだから返せ”と言われたって、返す必要はありません。なぜなら、プレゼントをあげる場合、もらう側とあげる側の間には贈与契約(民法549条)が成立しているからです。恋人同士のクリスマスプレゼントということなので、もちろん契約書なんて存在しないと思いますが、心配はいりません。口約束でも契約は有効に成立します。

契約が成立して、実際にプレセントをもらった以上、プレゼントはもらった人のものということになります。別れた恋人が、”別れたんだから自分のものだ!”とどんなに駄々をこねても、そんな話は通らないのです」

 なるほど! 口約束でもちゃんとプレゼントされたのなら、心配ないようですね。

■交際期間の長さや金額の大きさは、関係なし!

でも、クリスマス当日に付き合い始めた人や、中学時代からの付き合いでもう10年というカップルなど、様々な事情によって、何か変わるのでしょうか?

「いえ、交際期間が長かろうが、短かろうが、結論は変わりません。また、プレゼントの金額も基本的には関係ありません」

ということは、交際期間が1週間でも10年でも、また10円のチョコでも100万円のバッグでも、プレゼントとしてもらったものは自分のもの、というわけなのですね。

■もらったものが、マンションや家などの不動産の場合は注意!

「ただし、もらったものが”マンション”や”家”などの不動産で、登記名義が別れた恋人のままというのであれば話は別です」

かなりすごいプレゼントですが、マンションや家をもらった方は、要チェックです。

「登記名義が彼のままだから当然彼のもの、ということにはならないのですが、別れた恋人の側としては”マンションは無料で貸してあげていた”と主張をするかもしれません。

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