「いつものかな…」はキケン!? 女性特有のアレと間違いやすい病気

WooRis / 2014年1月14日 12時0分

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お腹のあたりが痛くなる、イライラが激しく眠れない。こういった症状がある場合、内臓疾患もしくは女性ならPMSなどの婦人科系の病気を疑ってしまうことが多いかと思います。

しかし検査しても異常がない、または処方された薬を服用しても調子がよくならないどころか悪化してしまう場合、もしかしたら他の病気の可能性も。

その様な病気の中の一つに聞きなれない病名ですが、 放置しておくと危険な急性ポルフィリン症という病気があります。では、それはどのような病気なのでしょうか。

■腹痛から始まって不安や不眠など精神的な症状に

急性ポルフィリン症の特徴は、3種類の大きな症状が現れること。

腹痛や下痢、吐き気、嘔吐といった“腹部症状” 、不眠や不安などの“精神症状” 、そして手足の麻痺や言語障害や知覚異常の“神経症状”があります。

ただし、この3つが同時に出てくるわけではなく、はじめは腹痛だけという場合も少なくありません。急な腹痛や吐き気など発作として起きることも多いのです。

■原因は体に必要な物質「ヘム」を作るシステムの異常

生物は生きるために必要な物質を体の中で作り出していますが、ポルフィリン症は“ヘム”を作る体のシステムがうまく働かないことが原因で起こってしまう病気です。

ヘムというのは、赤血球のヘモグロビンや薬などの有害物質を代謝する酵素などの材料として使われる重要な物質です。ポルフィリン症では、このヘムを作り出すのに必要な酵素の遺伝子に異常があるため、ヘムが十分に作られず、また、途中の物質が過剰に溜まってしまいます。

普段は日常生活に支障がなくても、妊娠やストレス、ダイエットなど体に負担がかかってヘムをたくさん作らないといけない状況になると、途中の物質が体に蓄積してしまい、身体に不具合が起きてしまうのが急性ポルフィリン症です。

■もしかして?と思ったらまず専門医による情報サイトをチェック

この急性ポルフィリン症は、症状から他の病気と間違われやすいことが多い疾患ですが、診断が付けば 発症の原因となることを避けることで症状を抑えることができます。また、2013年には発作の治療薬が保険適用になりました。

最近ではオーファンパシフィックが運営するサイト『急性ポルフィリン症』という、専門医監修による疾患情報サイトが登場しています。

女性の場合、生理周期によってどうしても腹痛やイライラは身近なものになりがちですよね。でもこういった疾患の可能性もあるので、なかなか症状がおさまらないなど気になる場合は、『急性ポルフィリン症』サイトに掲載されている情報などを参考にされてみてはいかがでしょうか。

【参考】

※ 急性ポルフィリン症 ‐ オーファンパシフィック

WooRis

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