乳幼児はとくに注意!下痢や嘔吐に苦しむ「ロタウイルス」の特徴と予防法

WooRis / 2014年5月23日 17時0分

写真

この春から保育園や幼稚園に入園したお子さんも、新しい生活に慣れてきたことでしょう。でも、GW明けは、そろそろ疲れが出てくるころ。熱を出したり、お腹をこわしたり、と体調を崩すお子さんも多くなってきます。ちょっと心配な時期ですね。 

そんな乳幼児期のお子さんが、春にかかりやすい“ロタウイルス”による胃腸炎をご存知でしょうか。例年、3月から5月あたりにかけてがもっとも流行する時期といわれています。

ちょっとした“おなかのかぜ”では済まなくて、重症になることも多いこの病気。今回は、厚生労働省のサイトと、子どものための医学事典『キッズメディカ安心百科・子ども医学館』(小学館)を参考に、ロタウイルスによる胃腸炎の特徴と、その予防法をお伝えします。

■ロタウイルスによる胃腸炎とは

ロタウイルスによる胃腸炎は、乳幼児期のお子さんがかかりやすい病気で、5歳頃までに、ほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するといわれています。

その症状ですが、まず突然の激しい嘔吐で始まり、発熱を伴います。その嘔吐が1〜2日続いた後、米のとぎ汁のような水様の白っぽい下痢をするのが特徴です。熱と嘔吐は1〜2日で治りますが、下痢が回復するには5〜7日ほどかかるそうです。

■怖いのは脱水症と合併症

嘔吐と下痢がひどい場合には、重い脱水症状が数日間続くことも。ひどくなると点滴や入院が必要になることがあります。また、けいれん、肝機能異常、急性腎不全、脳症、心筋炎などの合併症が起こり、死に至ることもあるので、注意が必要です。

脱水が疑われる場合や、意識の低下やけいれん等の症状がある場合は、すみやかに医療機関を受診しましょう。

■予防のためにできることは

ロタウイルスに感染しないためには、こまめに手を洗うことなどが推奨されていますが、感染力が非常に強いため、これだけで完全に予防することは困難です。またアルコールでの消毒も効果がないそうです。

そんなロタウイルスは、ワクチンで予防するのも1つの方法です。現在、国内では2種類のワクチンが承認されていて、任意で接種を受けることができます。

接種期間は、単価ロタウイルスワクチン(2回接種)の場合は生後6〜24週の間、5価ロタウイルスワクチン(3回接種)の場合は生後6~32週の間。どちらのワクチンも、1回目の接種は14週6日までが推奨されています。気になる方は、医療機関に相談してみましょう。

いかがでしたか? ロタウイルスに感染してしまうと、病気が辛いだけでなく、せっかく慣れた園を何日も休まなければなりません。おかしいなと思ったら、早めの対処をしてあげてくださいね。

【関連記事】

※ 勝手にやめたら絶対ダメ!子どもに抗生物質を飲ませる時の注意点

※ 「お願いだから飲んで」じゃダメ!嫌がる子どもに薬を飲ませるコツ3つ

※ 働きママ必見!夕食が遅くなりがちな保育園児を早く寝かせるコツ

※ ママ注目!幼児期に遊び足りない子がつまづく「9歳の壁」とは

※ 目からウロコ!目の発達には「7歳までの過ごし方」が重要だった

【参考】

※ 『キッズ・メディカ安心百科 子ども医学館』(小学館)

※ ロタウイルスに関するQ&A – 厚生労働省

WooRis

トピックスRSS

ランキング