他人事じゃない!起きたらやっかいな「無保険車」との事故対応3つ

WooRis / 2014年5月21日 17時0分

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車の事故を起こした相手が自動車保険に入っていなかったら、本当に困りますよね……。

車の任意保険には、ほとんどの方が入っているかと思いきや、加入率は意外と低くて、日本損害保険協会の調査によると、75%弱くらいとのこと(2011年時点)。4台に1台の割合で“無保険車”であるという事実は驚愕ですね。

もしこういった“無保険車”と事故が起きてしまったら、どうすればいいのでしょうか? 事故が起きてからでは遅いので、事前に対応をしておきたいものです。

『WooRis』の記事で「車をぶつけられた時ソンをしない対応ポイント5つ」についてご紹介しましたが、今回は“無保険車と事故が起きる前に備えておきたい事”について、損害保険会社の営業マンをされていた、特定社会保険労務士・行政書士・CFPの古谷光市さんに教えていただきました。

■1:とりあえず自分の保険で請求をする

「もし、事故を起こした相手が自動車保険に入っていなかった場合、とりあえず自分の加入している保険で請求することになります」と古谷さんは言います。

自分の保険を使うことで次の掛金が上がってしまいますが、相手が無保険の場合は、まずは、自分が加入している保険で請求を、ということだそうです。事故にあったとき納得いかないでしょうけど、仕方がないですね……。

■2:相手が100%過失だと保険会社は示談交渉できない

「“100:0”で自分に全く非がなく、相手方が完全に悪い場合、保険会社は事故を起こした相手と交渉の場につくことができません。相談には応じますが、保険会社としては示談交渉ができないのです」

無保険車の相手が100%の過失で悪い場合、保険会社が相手と話をして保険金を取り立ててくれることはありません。保険会社が示談交渉をしてくれるのは、その保険会社として保険金の支払いが発生するときだけだそうです。

■3:“弁護士費用特約”をつけておく

「保険会社が交渉の場につけないケースもありますので、こういうケースに対応するためには、“弁護士費用特約”をつけることをお勧めします」

“弁護士費用特約”をつけることで、保険会社が交渉できないケースについて弁護士の先生に交渉をしてもらえるそうです。弁護士費用特約の値段はそれほど高くないとのことなので、現在加入している保険会社に問い合わせてみてもいいかもしれませんね。

以上、無保険車と事故が起きる前に備えておきたい事についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

自分に落ち度がなくても、事故に巻き込まれることがあるかもしれません。その時のリスクを少しでも減らせるように、自分で対応できることはしておきたいものですね。

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【参考】

※ 自動車保険の加入率推移 – 日本損害保険協会

【取材協力】

※ 古谷光市・・・オフィス・フルヤ代表。一橋大学経済学部卒業。大手損害保険会社退職後、足立区北千住に開業。特定社会保険労務士、行政書士、CFPなど複数の資格を保持し、相続手続き、遺言書作成、離婚・調停相談などを行っている。都内の某区役所で相談員としても活動。カルチャースクールなどでセミナー、執筆実績多数。

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