自分見失ってない?忙しい人が陥りがちな「負の連鎖」を断ち切る方法

WooRis / 2014年6月12日 19時45分

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“忙しい=かっこいい”“遅くまで残業する人が偉い”、そんな空気が社内でも、友達同士でも広がっていませんか? 

かのスティーブ・ジョブズも学んだ禅では、“特別な努力はしない”“夢中にならない”ことを大切にしています。“忙しい=素晴らしい”と思っていると、仕事のパフォーマンスはあがりにくく、見失うものも多いのです。

では、なぜ“仕事に夢中にならないことがいい”と言えるのでしょうか?

今回は、哲学を専門とする筆者が、仕事の生産性アップに役立てたい“禅の考え方”を2つご紹介します。

■1:“自分を見失う”ことの危険性

仕事にやる気がみなぎり、気分が高まったり、寝食を忘れるほど没頭したり、夜遅くまで残業したり……一見いいことのように聞こえますが、“夢中になると忙しさに埋没して自分を見失う”と禅では指摘します。

たとえばやる気マンマンで気分が高まると、目の前の結果にばかり心をとらわれ、こだわってしまいます。そして、間違った方向に向かって努力してしまい、その影で見失うものも多いでしょう。一喜一憂することも増えて、精神的にも不安定に。ライバルの動向も気になり、肝心の自分と向き合う余裕がなくなってしまいます。

また仕事に夢中になって忙しくなれば、寝食や自分の時間をもつこともおざなりに。疲れから体力が落ちて、脳の回転も鈍くなるので、思考力・理解力・記憶力・決断力なども悪くなります。さらには、心に余裕がなくなるので、小さな変化に気付けなくなったり、細やかな心配りができなくなったりします。

結果として、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいがち。後から「他人のことばかり気にしていた」「無理し過ぎていた」と気付いた経験がある人もいるでしょう。

■2:仕事よりも“自分”に集中

仕事に夢中になるよりも、“自分のやるべきことに集中する”ようにしましょう。夢中になるほど欲も出て自分への執着心が強くなり、余計な外部の雑念に気をとられてしまいます。そうではなく、“ただ自分のやるべきことに集中しよう”と禅ではアドバイスします。 

自分のやることに集中すればするほどに、自分のことがわかるようになります。人間は、多くのものを抱えられません。何が得意で何が不得意か、どんな状況が適切か、どの方向へ努力するのが正しいか、必要なものは何か……。“自分に最適なもの”がわかるようになります。結果や他人との比較に固執することなく、“自分の成長”に集中できます。

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