感情にフタしちゃダメ!子どもを愛せず自分を責めるママへの「子育ての教訓」

WooRis / 2014年7月7日 7時0分

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実は“子どもが好きになれない”、“子育てが苦手”といったママもいらっしゃるのではないでしょうか? そういった気持ちにフタをして、無理して子どもを好きになろうとすると余計に苦しくなるかもしれません。そのネガティブな気持ちこそ、きちんと肯定することが大切なのではないでしょうか。

人間は思いきってネガティブな気持ちを肯定すると、逆にポジティブな気持ちになることがあるというのです。そこで今回は、河合隼雄さんの著書『Q&A こころの子育て 誕生から思春期までの48章』を参考に、子育てにいきづまり、ときどき子どもを愛せなくなる瞬間があるママへの“子育てのススメ”を紹介します。

■一人で背負わず誰かに悩みを聞いてもらう

<子どもを愛する、なんて、ほんとは大変なことですよ。相手はムチャクチャするんだから。そのときに「子どもはどんなときも愛さねばならない」という前提があったら、いつも愛せない自分が悪いと思うか、嫌になってくるかしますよ。>

日本人が、大家族で住んでいたころや、地域コミュニティが活発だったころは、子育てはママ一人の役割ではありませんでした。ママが疲れたら、周りの人が子どもの世話をしてくれました。

それが、最近では子育ては完全にママ一人で背負うものになり、故に“子どもを愛せないこと”が、完全にママの心の問題になってしまいました。だからこそ、誰かに客観的に話を聞いてもらうと良い、と言います。

ある臨床心理士と母親との話が本書に載っています。

■話を聞いてもらうだけで気持ちが前向きに

<ほとんどのお母さんが「ほんとはわたし、あんな子はいりません」とか「死んでくれた方がいい」とかいろいろ言い出す。そう言ってしまって、そのあとで、「この前、あんなこと言うたけど、見てたら赤ちゃんもがんばってますし……」とか、だんだん変わってくるんです。>

早期出産児を扱う周産期センターで働いていた臨床心理士が、じっくりとママと話すと、だいたいこういった流れになるという話です。 

■マイナスの気持ちを抑え込みすぎるとプラスの気持ちも働かない

<いっぺん「死んだ方がましや」とまで口にして、それをそのままじっくり聞いてもらわないと、人間って反転しないんですね。これは子どもも同じです。泣いたり怒ったりしている子どもには、すぐに「泣くんじゃないの」とか「怒るのやめなさい」とか言ってしまわず、「そうやね」と受け入れてやるんです。>

子どもも、一度受け入れてあげるとケロッと泣き止んだりします。大人も同じなんですね。

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