急かしちゃダメ!「甘え」を使ってうまく子どもを自立させる方法

WooRis / 2014年7月6日 19時45分

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子育ての目的の1つに“子どもの自立”があると思います。親は一生懸命、子どもを自立させようとします。ただ、最近は極端に子どもの自立を急かしすぎてしまう親や、逆に子どもの自立を妨げてしまう親が多いのです。

そこで今回は、河合隼雄さんの著書『Q&A こころの子育て 誕生から思春期までの48章』を参考に、“子どもを自立させる方法”を紹介します。

■自立を急かさない

<自立ということを意識した人は、どうしても、子どもを自立させることを少し急ぎすぎになるように思います。自立させなければ、と思うあまりに子どもの能力を超えて自立を強いてしまう。それでは子どもがかわいそうです。

自立っていうのは、子どもが「自分で立っていく」ことなんだから、子どもがひっついてくるうちは、いくらでも甘えさせていたらいいんですよ。>

子どもの自立は早い方がいい、と考えがちですが、ただ早ければ良いという訳でもないようです。あくまでも子どものペースを守ることが優先です。

■子どもに十分に甘えさせてそれを親は受け入れる

<親がピタリと受け入れて十分に甘えさせていたら、子どもはいつか、ちゃんと立っていきます。それは心配いりません。子どもって、すごいんですよ。「いくらでもよりかかってきていいし、いつ出ていってもいいよ」というのが、一番いいんです。>

子どもの自主性に任せるということでしょう。甘えるということは、何かしらの不安がある、ということなので、甘えてくる時は一緒にいてあげてください。

ただし、子どもが甘えてきたことがうれしくなって、お互いにベタベタしていると、それは子どもの自立の妨げになります。時にマザコン、逆に子離れできない親、といった具合でしょうか。

■親の感情が主体ではなく主人公はあくまで“子ども”

<甘やかす方はどうしても「自分」が何かしてやろう、という気持ちが強くなってきます。「この子のために私はなんでも買ってあげよう」「この子のためならばおれはなんでもしよう」と、自分が中心になってきて、相手の人間はだんだん消えていく。>

子どもからすると、まるで親の感情の押しつけのように感じてしまうかもしれませんが、“甘やかす”のではなく、“甘えさせる”のです。この違いはしっかり認識しましょう。

結果として、きちんと甘えられることができた子だけが、やがて勝手に自立していくということです。時期は、あくまでも個人によりますので、他人と比較したり、親の考えで急かしたりしないように。

以上、“子どもを自立させる方法”をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。甘えは自立のためにさせるというのがポイントです。

人間の一生というスパンでみると、子どもが甘えてくる時間も非常に短い期間です。今日から、ゆったりと甘えさせる時間を作ってあげてください。子どもの自立につながります。

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【参考】

 ※ 河合隼雄(1999)『Q&A こころの子育て 誕生から思春期までの48章』(朝日新聞出版)

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