牛肉ならレアでOK…でもない!「加工肉ステーキ」に潜む食中毒リスク

WooRis / 2014年7月24日 17時0分

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牛肉のステーキであれば、赤くても大丈夫だと考える人もいるでしょう。確かに牛肉の内部には病原微生物が存在しないので、その考えは基本的に間違っていません。

しかし、牛ステーキだからとレアのまま食べた人が、食中毒になったケースが実際にあります。サイコロステーキなど牛ステーキといっても人工的に加工処理された肉であれば、レアで食べると食中毒になる恐れがあるのです。

そこで今回は、消費者庁のニュース・リリースを参考に、レアの牛ステーキに潜む思いもよらないリスクをまとめました。

■加工肉かどうか見た目では分からない

病原微生物は筋肉の内部には存在しないので、ステーキのように分厚く切った肉であれば、しっかり熱を通さなくても食中毒のリスクは原則的にありません。しかし一方で、見た目にはステーキのように見えて、実は加工処理された肉という場合があるので要注意です。

例えば普通の一枚肉に剣山のような注射器を刺し、牛の脂やコラーゲンを注入して“霜降り肉”のように加工した肉があります。他には、牛のひき肉に結着剤を混ぜて“ステーキ”のように固めたサイコロステーキなど、普通の肉に見えて実は加工肉だったというケースはよくあるのです。

そうした加工肉は、処理の段階で病原微生物が筋肉の内部にまで広がっている恐れもあります。レアのステーキが好きな人は、外食先であっても自宅であっても、肉が加工肉ではないと確かめた上で口にしてください。

■スーパーで加工肉を見分ける方法

では、加工肉であるかどうか、どうやってチェックすればいいのでしょうか? スーパーマーケットなどで肉を買うときは、容器や包装の表示をチェックしてください。包装に“牛肉加工肉”や“成形肉”などの言葉が書いてあれば、しっかりと中まで加熱する必要があります。

一方で飲食店には表示がないので、ステーキを注文してレアで届いた場合は、従業員に口頭で肉について質問するといいかもしれません。加工肉である場合、レアやミディアムレアでは焼き加減が不十分です。

以上、赤みの残る牛ステーキに潜む食中毒リスクについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか? 夏は食中毒のリスクが高まる時期でもあります。とくに注意したいですよね。

自宅で、あるいは外食先で、レアのステーキを食べる場合は、その牛肉がどういった肉なのか、十分に注意してから口に入れてください。

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【参考】

※ 成形等の加工処理が行われた食肉は十分に火を通して食べましょう – 消費者庁

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