いよいよ夏本番!今こそ確認しておきたい「子どもの熱中症」対策

WooRis / 2014年7月23日 11時45分

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子ども達にとっては待ちに待った夏休み。みなさんも、きっといろいろなレジャーを計画しているはずです。

しかし毎年、この時期に多くの子どもが熱中症になっています。とくに今年は、すでに例年に比べて熱中症になってしまった人が多いようです。

そこで今回は、元日本赤十字社医療センター小児科部長・薗部友良さん監修の冊子『お医者さんにかかるまでに』を参考に、“子どもの熱中症対策”について紹介します。

■炎天下や閉めきった室内は熱中症になる危険性大

<熱中症は、暑さのために体温のコントロールがきかなくなり、体の中に熱がこもってしまった状態です。体温調節機能が未熟な赤ちゃんや幼児に多く、炎天下で遊んでいるときや、高温の車中、閉めきった室内にいるときなどに起こります。>

大人でも熱中症になる人が増えています。近年の猛暑などの影響のせいか、子どもの場合、遊びなどに夢中になっていて、気づくと気持ち悪くなっていたり、体が怠くなっていたり、ということが多いようです。

子どもが高熱を出したり意識がなくなったりしているときは重症ですので、すぐに医師の診断を受けてください。

■顔が赤くなったり生あくびをしたりしたら要注意!涼しい場所で水分補給を

<発熱のほか、顔が赤くなったり、ぐったりして吐き気や生あくび、めまいが出るのが主な症状。意識がないとき、40度以上の高熱、けいれんが見られるときは重症です。微熱程度でそれなりに元気があるときには涼しい場所で冷やしたり水分補給をしながら様子をみますが、診療時間内には必ず受診して。>

高熱の場合は、救急車を呼ぶなどの迅速な対応も必要です。水分補給もイオン飲料や食塩水などが好ましいのですが、水分を受け付けない場合は、脱水症状の可能性もあります。病院に急いだほうがいいでしょう。

いずれにせよ、日本の夏の炎天下では、子どもを長時間遊ばせたり、運動させたりできる環境ではない、という認識をもったほうが良さそうです。

また“子どもが寝ているから”と、車の中に置いたまま出かけるのも危険です。ちょっとの時間でも、夏の車中は驚くほど暑くなります。必ず一緒に連れて行ってください。

以上、“子どもの熱中症対策”についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。近年は以前より、気温も上がっていますし、都会では高層ビルやアスファルトなどの日光の照り返しなどの影響もあり、体感温度はかなり高くなっています。

まして、大人より身長の低い子どもの場合は、地面に近い分、大人以上に体感温度が高くなります。体温調節も、まだうまくいかない子どもも多いので、十分に注意して楽しい夏休みを過ごしてください。

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【参考】

 ※ 薗部友良監修『お医者さんにかかるまでに』月刊赤ちゃんとママ増刊(赤ちゃんとママ社) 

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Zuhair Ahmad

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