塾ソムリエが伝授!「すぐに諦めてしまう子」への上手な2つの対処法

WooRis / 2014年8月25日 19時45分

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夏休み中は、いつも以上に子どもと向き合う時間が多くなりますよね。すると、子どもの勉強への取り組み方も、いつも以上に気になってしまいませんか? 

“塾ソムリエ”として、30年以上、難関中学・高校受験指導を一筋に行ってきた家庭教師の西村則康先生によると、子どもの勉強への取り組み方で、多くの親が抱える悩みが、“すぐに諦めてしまう”ことだそう。例えば、問題を解いていても、ちょっと難解な壁にぶつかると「わからない」と考えることをやめてしまう子どもは少なくありません。

あなたは、自分の子どもが、その壁に直面した時、どんな風に声をかけますか? 「なんでそんなにすぐに諦めちゃうのよ! ちゃんとやりなさい!」なんて、つい言ってしまっていませんか? とくに、進学校向けの受験勉強など、難度の高い問題を解いている場合、このような壁は次々にやってくるでしょう。

お母さんとしては、「諦めずに最後まで頑張ってほしい」という気持ちで声掛けをしているのですが、気を付けて下さい。こんな言葉を言えば言うほど、子どもには逆効果にしかならないのです。

今回は、西村先生に“子どもに諦めずに最後まで問題に取り組ませる方法”について伺いました。

■1:“わかる快感”を得られる問題から始める

そもそも、なぜ途中で諦めてしまうのでしょうか? 

「それは、お子さんの思考が悲鳴をあげているのです。特に難しい問題になると、いくつかのことを同時に行ったり、いくつかの条件を組み合わせたりという作業が必要になります。つまり、“考え抜く”ということが必要になります。

“1つの視点で考えてみて、うまくいかなければ、視点や方針を変えてみる。見落としや、間違って読み取っているところがないか、検討してみる”。そういう作業を根気よく、粘り強く行う練習は、ごく小さい頃からの積み重ねなのです。言い換えると、“わかった!”という快感を得た経験を、どれだけ多く積んできたかということです」

つまり、こういった経験が浅いまま、お子さんに「どうしてすぐに諦めるの?」と尋ねても、お子さん自身がわからないので、答えようがないのです。

「すぐ始められる対処法としては、お子さんが考えて、“あ、わかった!”という快感が比較的低いレベルで得られる問題から始め、徐々にレベルを上げていく。

しかし、やはり、レベルを上げるときには “壁”があるので、お子さんが途中で諦めてしまうような場面も多々あるでしょう。でも、そこで怒ったり叱ったりしても、無駄なのです」

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