すっごく意外!長引く夏バテに効果的な「江戸時代の栄養ドリンク」とは

WooRis / 2014年9月5日 19時45分

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暑さもひと段落しましたが、この夏の暑さにすっかりやられてしまったという方も多いのでは? スタミナ料理を食べて夏バテから回復という手段もありますが、一度夏バテになると食欲不振に陥りやすく、たくさん食べて体力回復というのもなかなか難しいですよね。

そこで注目したいのが、昔からある“とある飲み物”。どうやら夏バテ予防に役立つというのです。今回は、管理栄養士である筆者が、その意外な飲み物をご紹介します。

■“とある飲み物”とは、ひな祭りに飲む甘酒!

夏バテ対策の1つとして、ぜひおすすめしたいのが“甘酒”です。甘酒というと、温かいものを冬に飲むのが一般的と思われている方も多いかもしれませんが、意外なことに甘酒はもともと夏の飲み物で、俳句の世界でも夏の季語になっているのです。

江戸時代、死亡率が最も高かった季節は夏。それは、身体がバテて衰弱しやすいことも要因だそうです。当時は甘酒を栄養ドリンクとして活用していました。このように、甘酒は栄養面でとっても優秀な飲み物なのです。

■なぜ夏バテ予防に良いの?

では甘酒のどんな成分が夏バテに効果を発揮するのでしょうか? 甘酒には、エネルギー源となるブドウ糖が20%以上含まれています。さらに、疲労回復を助けるビタミンB群も豊富。甘酒は米を麹菌で発酵させて作るので、発酵の過程でビタミンB1・B2・B6、アミノ酸など、さまざまな栄養素が生まれます。

そもそも、米の表面はタンパク質が多く、そこに麹菌が増殖すると、タンパク質分解酵素を出して分解し、アミノ酸に変えます。

■夏バテ予防だけじゃなく美肌・美髪にも

甘酒には夏バテ予防以外に、女性に嬉しい美容効果もあります。アミノ酸が豊富ということで、髪や肌や細胞の栄養源にもなり、美髪、美肌を作ります。

さらに甘酒に含まれる麹菌が生産するコウジ酸、アルブチン、フェルラ酸には抗酸化作用があり、シミの原因となるメラニン生成を抑制するため、美白、美肌効果があることがわかっています。その証拠として、酒蔵で働く方の手は高齢でも白くてつるつるなのです。

他にも食物繊維とオリゴ糖が含まれており、腸内環境を整えるので、便秘や肌荒れ予防・改善をしてくれます。

■高カロリーなので飲み過ぎに注意!

甘酒を飲むときに注意したいのはカロリー。成分の2割が糖分なので、100mlで約80キロカロリーあります。これは炭酸ジュースよりも高いカロリーになりますので、1日200ml程度にして、飲み過ぎないように気をつけましょう。

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