他人事じゃない!身近な人の「自殺を阻止する」効果的な方法とは

WooRis / 2014年9月11日 11時45分

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『WooRis』の過去記事「身近な人は大丈夫?“自殺したい”と思っている人が出すサイン5個」という記事では、「自殺したい」と思い詰めている人に現れる兆候をお伝えしました。

その兆候のひとつとして、“死にたいと口にする”というものを挙げましたが、実際に家族や恋人など身近な人が自殺をほのめかすような発言をしたら、一体どうすればよいのでしょうか? ここで対処を誤ると、最悪の事態を迎えることにもなりかねません。

今回は、品川駅前メンタルクリニック院長・有馬秀晃先生が監修した『うつ病の人に言っていいこと・いけないこと』をもとに、絶対にやってはいけないNG対処法と、どのようにして自殺を思いとどまらせればいいのかについてお届けしたいと思います。

■NGその1:まともに取り合わない

“死にたいと言う人は、実際には自殺しない”、“本当に自殺するときは何も言わない”という説は、根拠のない決めつけであると有馬先生は主張しています。

自殺をほのめかした人は、本当に死にたいくらいの苦しみを抱えているのです。「どうせ死にはしない」「それくらいのことで」と軽く受けとめて、話半分にしか聞かなかったり、「世の中にはもっと辛い人がいるんだから」など説教口調でなだめたりするのは厳禁。

「死にたいほど辛いことを否定された」と失望し、本当に自殺してしまうことがあるといいます。

■NGその2:思い詰めないように、話をそらす

たとえば、「そんなことよりも、うつ病が治ったらどうする?」といった具合に、話をそらそうとするのもまちがいだといいます。

「これはヤバイ。何とかしなければ」と自殺を思いとどまらせようとしての行動なのでしょうが、自殺願望者はこれを「真剣に聞いてくれなかった」と受け取り、孤立感を強めてしまうとのことです。

■とにかく聞き役に徹することが大事

では、身近な人に自殺をほのめかされたら、どのように対処すればよいのでしょうか?

有馬先生によれば、まずは「死にたい」と訴えている人の話に真剣に耳を傾けることが大事とのことです。相手の言葉を決して否定せず、「~と思うんだね」という言葉をそえながら、しっかりと苦しみを受けとめるようにしましょう。

また、聞き役に徹したあと、「私はあなたに生きていてほしい」と相手を大切に思う気持ちを伝えたり、「死にたくなったらいつでも相談して」と寄りそう姿勢を示したり、精神科の受診を勧めたりするのもよいとのことです。

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