1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「つかめる思い出があったんだ」夫を亡くした平野レミが上野樹里から言われたこと

ウートピ / 2021年3月9日 14時55分

そのあと、息子(「TRICERATOPS」の和田唱さん)と(上野)樹里ちゃんと一緒にご飯を食べに行ったの。「思い出を大事にしろって言ったって、つかむものがなくて悲しいし、本当に心の支えがない」ってつぶやいたら、樹里ちゃんが、「唱さん、手を出して。ほら、レミさんとしっかり握って」って。それで、息子と手を握らされちゃったの。息子となんて、何十年もこれから先も手を握ることなんてないと思っていたのに息子が私の手をグッと握ってくれたのよ。あの紅葉みたいな小さくやわらい手だった息子が今はギターを弾いてるガッチリした手になってて……。

そのときに、ちゃんとつかめる思い出があったんだと思ってうれしくなっちゃって。とっても自信が出てきて、明るい気持ちになれたの。和田さんはいなくなっちゃったけど、息子の半分は夫だし、その手が私の手をグッと握ってくれたときに、今まで落ち着かない気持ちだったのが、スッと取れちゃったの、心のつかえがストンと取れた感じかな~樹里ちゃん、良いこと言ってくれたな~と思って。 

——なんだかドラマのシーンみたいですね……。

平野:でもね、とっても好きな人と結婚しないほうがいいわよ。だって、悲しくて寂しくて、会いたくて会いたくて、ますます好きになっちゃって……。だから、あんまり好きな人とは絶対に結婚しちゃダメだって、本当に思ったのね。あとがつらいから。もし、嫌なジジイだったら、「あの野郎! あんなこともあったな。こんなこともあったな」って思って、諦めが早いけどさ(笑)。

——本当に愛してらっしゃったんですね。結婚したときは、「この人だ!」と思ったんですか?

平野:思っちゃったわよ。私だって、モテないわけじゃなかったけど、どの男性もみんな違うから、「私は一生結婚できないのかな……」って思ってたの。そうしたら、和田さんが、私のことを見つけてくれて。和田さんと会って、一緒にご飯を食べることになったのよ。

でも、久米宏さんに、「和田さんから『僕んち来ない?』って言われても、絶対行っちゃダメだよ」ってクギを刺されてて。当時は、久米さんの言うことを無視してやろうと思ってたから、和田さんが「僕んち来ない?」って言った途端に、「行きます! 行きます!」って二つ返事で行っちゃったわよ(笑)。

それで、会って10日後に、「結婚しよう」って言うから、「しましょう! しましょう!」って。そしたら、次の会話から、「レミちゃん」じゃなくて、「レミ」になっちゃってさ。「ずいぶん現金な人だな」って思ったけどね(笑)。

(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子、写真:宇高尚弘)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング