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免疫の“老化”を防ぐには? 専門家に聞いた食生活のポイント

ウートピ / 2021年4月5日 20時45分

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新型コロナウイルスのワクチン接種が国内でも始まりました。3月22日に1都3県で緊急事態宣言が解除されましたが、引き続き手洗い・マスク着用の徹底と免疫力を低下させない取り組みも重要です。

免疫力の低下は、ストレス、睡眠不足、肥満などのほか、大きな原因として挙げられるのが加齢。年齢が高くなるにつれて免疫機能の働きが弱まり、ウイルスや細菌などの感染に対応しにくくなっていくとされています。

そこで、「ワクチンの効果をしっかり出すために普段から自分の免疫を整え、高めておくことが大事」と話す、大阪大学大学院医学系研究科教授の森下竜一(もりした・りゅういち)先生に、「免疫老化を防ぐためのポイント」についてお話を伺いました。

免疫のピークは20歳、40歳で半分に

——免疫には自然免疫と獲得免疫がありますが、それぞれの役割について教えてください。

森下竜一先生(以下、森下先生):わかりやすく例えると自然免疫は警察官、獲得免疫は自衛隊のような存在です。最初に自然免疫系が動き、後から獲得免疫系が動き出します。未知の悪者に対して警察がまず動き、後から武器や戦車を装備して自衛隊が立ち向かうといったイメージです。加齢と共に自然免疫系も獲得免疫系も応答が低下・劣化します。特に獲得免疫に関わる細胞が影響を受けやすく、中でもT細胞が大きな影響を受けることがわかっています。

——つまり、加齢と共に免疫も「老化」するということでしょうか。

森下先生:体力、視力、聴力が年齢と共に衰えるように、免疫も老化します。免疫力の低下は、ストレス、睡眠不足、肥満などにより起こりますが、大きな原因は加齢です。年齢が高くなるにつれて、免疫機能の働きが弱まり、ウイルスや細菌などの感染に対応しにくくなっていきます。新型コロナウイルス感染症の死亡率からもわかるように、60代から急激に高くなっていきます。

——免疫の老化はいつごろから始まるのでしょうか?

森下先生:一説によると免疫のピークは20歳と言われ、40歳では半分になると言われています。免疫老化の理由の1つに、胸腺の退化があります。獲得免疫の主役であるT細胞は、ほかの免疫細胞と違い、胸腺という臓器で教育を受けます。ところが胸腺は体の中で一番老化が進む臓器で、思春期にはすでに萎縮が進んでいます。

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——免疫の老化を防ぐためには、どのようなことをすべきでしょうか?

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