温泉宿より公園で一泊! アラサー「野宿女子」に聞く、安全な野宿の作法とその魅力とは?

ウートピ / 2014年11月18日 18時0分

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アラサー女子がすすめる「野宿の自由」

旅行はお金のかかる趣味とされていますが、もし格安で行けるとしたらどうでしょう。予算は1万円で移動手段は高速バス。そんな旅のスタイルを実現し、最新刊『バスに乗ってどこまでも』(双葉社)を上梓したのが旅ミニコミ誌『野宿野郎』の創刊編集長かとうちあきさん。現在も全国各地を野宿して歩くかとうさんに格安旅と野宿、そして自由を追求したライフスタイルの魅力について伺いました。

野宿の普及を目指して活動を続けるアラサー女子

――『バスに乗ってどこまでも』(以下、バスどこ)では高速バスと野宿を組み合わせた格安旅のスタイルを貫いていますが、なぜ野宿をするんですか?

かとうちあきさん(以下かとう):『バスどこ』企画の旅の予算が1万円だったので必然的に野宿だったというのもあるんですが、私が野宿好きというのもあるんです。寝袋ひとつ持っていろんなところへ放浪できるので、野宿をするような旅に憧れていたんです。それでミニコミ誌の『野宿野郎』を立ち上げました。

このミニコミ誌を双葉社の編集者であるYさんが読んでいたそうで、声をかけてもらって『増刊大衆』で連載することになったんです。連載なんですけど、本当に予算に厳密で1万円以上は絶対に使えなくて、いつもお腹がすいていたんですけどね。

――野宿を組み合わせた旅というのは誰にでも可能でしょうか?

かとう:誰でもできると思います。旅行にはお金がかかると思っている人が多いですが、お金をかけなくても十分楽しむことはできます。『バスどこ』でもふらっと高速バスに乗って日本各地に行く、そんなカジュアルな野宿をしてみようと思っていました。

誰にでもできる気楽な野宿を取り入れていこうということなんです。こう考えるようになったのは、野宿をしたい人と近所の公園で一泊したとき、それだけも十分に楽しかった経験がきっかけです。だから、お金をかけない気楽な趣味として野宿を楽しめると思うんです。

装備だって私は寝袋オンリーですけど、野宿をするときにテントを使う人もいます。「本人の思うスタイル」=「野宿」でいいと思うんです。極端かもしれませんけど、窓を開けた部屋で寝袋に入って寝るだけでも、その人が「野宿」と言うなら、それも「野宿」だって思います。野宿人口を拡大するためにも、細かいことは言っていられません(笑)。

――実際のところ野宿していると性犯罪などのリスクはありませんか?

かとう:よく聞かれるんですが、意外と危険な目にあったということがないんです。それでも危ないかどうかのポイントの見極めはありますよ。公園なんかでは、落書きがあるようなところは夜に若者たちがたむろする確率が高いとか。基本的には泊まろうと思うエリアで女性に事情を軽く話して探すようにしています。

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