1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

温泉宿より公園で一泊! アラサー「野宿女子」に聞く、安全な野宿の作法とその魅力とは?

ウートピ / 2014年11月18日 18時0分

具体的には駅舎、東屋、多目的トイレなんかに泊まることが多いです。ちなみに多目的トイレの使用にも“作法”があって、誰かがトントンってノックしてきたらすぐに出られるように荷物はまとめておいてひろげたりしないようにしています。あと、汚かったら掃除もするので野宿野郎が使ったあとはむしろ綺麗かも(笑)。

ハイヒールで野宿する落差が楽しい

――お金をかけない趣味が可能になるバス旅は体力が下降気味のアラサー女子にも有効ですか?

かとう:そういう女の人(アラサーで週5でバリバリ働いている人)こそ野宿旅が楽しめるって思うんですよ。普段はきっちりしている人が野宿するなんて落差が大きいじゃないですか。ハイヒールを履いて寝袋を持って野宿に行くような振れ幅を持てたら、毎日楽しいんじゃないかと思います。

これまで何度も野宿初体験の人と一緒に野宿をしましたが、男女でいえば女性のほうが断然楽しんでいますね。思い切って踏み出して最初のハードルを越えるようなことって女性のほうが得意なのかもしれませんね。

高速バスだって乗ってみれば全然イメージと違います。若い人だけじゃなくてシニア向けのプランなんかも充実していますから。私も使いやすいと思ったので、『バスどこ』の連載が終わってからも青森や秋田に高速バスで行きましたよ。

――野宿で得られるものって何ですか?

かとう:いろんなところで野宿しましたけど、いまでは旅先で「早く寝たい」って思うようになっています。お金をかけて温泉旅行をしても「お金払っている分は頑張って楽しまなきゃ」って思ってしまって(笑)。

温泉に一泊するのなら一野宿のほうが気楽。「寝るのはどこでもよかったんだ」って心が自由になるんです。それに野宿みたいな非日常的な経験をすると、自分の価値観に合わないような人へも大らかに接することができるんです。

――野宿女子として今後どこまでいくのか、展望を教えて下さい。あと、ミニコミ誌『野宿野郎』の次号の予定についても。

かとう:『野宿野郎』は、作り方を忘れちゃったんで……未定ですね(笑)。展望はいろいろと考えています。自分が結婚していたほうが、結婚後も野宿もできるんだって、野宿未経験の女の人もやりたくなるんじゃないかとか、子どもと一緒に野宿ができたらまた違った感じになって楽しそうだなあ、とか思うんですけど、かといって結婚したいわけじゃないんですけどね(笑)。

野宿の普及はまだこれからです。このまま10年、20年と続けていったら、初めて「野宿してても大丈夫なんだ」って人にも安心されると思うんです。だから続けていきたいですね。

(※編集部より 野宿に危険性が伴うこともあり得ますので、くれぐれも注意して、自己責任でお願いします。)

(丸山ゴンザレス)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング