高橋源一郎×SEALDsがデモを振り返る「女性スピーチは未来への想像力がある」

ウートピ / 2015年11月10日 7時0分

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高橋源一郎×SEALDsがデモを振り返る

安保関連法案に反対する国会前のデモが大きな話題となった学生団体「SEALDs」のメンバーと、『僕らの民主主義なんだぜ』(朝日新聞出版)が10万部のベストセラーとなった作家であり、明治学院大学国際学部教授の高橋源一郎さんの対談集『高橋源一郎×SEALDs 民主主義ってなんだ?』(河出書房新社)が、発売1ヶ月で発行部数8万部を突破し、大きな注目を集めている。販売部数が伸びている、いちばんの理由は「SEALDsって、こんな人たちだったんだ!」という驚きではないだろうか。

本書に登場する「SEALDs」のメンバーは、明治学院大学4年の奥田愛基さんと牛田悦正さん、上智大学4年の芝田万奈さん。奥田さんはお父さんがNHKの番組『プロフェッショナル』で紹介されるほど有名なキリスト教の牧師で、貧困支援に情熱を注いでいる。それゆえ、自宅には行き場のない連続放火犯を招いたりすることもあったという、かなり特殊な家で育った。また、牛田さんは祖父がヤクザで半丁ゲームのイカサマ師で、父親もギャンブルにどっぷりはまり、3000万もの借金をつくり、ついには母親が出て行ってしまい、離婚。その後、父親と暮らしていたが癌でなくなり、一時は戸籍上孤児になるも、今はお母さんと暮らしている。一方、芝田さんは、ニューヨーク生まれ、5歳の時に日本へやってきて、高校生の時にお父さんの転勤で再びアメリカへ。そのままカルフォルニアの大学に2年通い、夏休みに日本に帰ってきたときに、福島県の小高を訪れ、原発から避難しているお母さんたちの研究を始め、2014年5月に日本へ帰国し、現在の上智大学へと編入している。

そんな生い立ちも、性格もバラバラな「SEALDs」の3人と高橋源一郎さんが、10/23に「ブックファースト 新宿店」で行なわれた出版記念イベントにそろって登場した。メディア向けの囲み取材も行なわれ、本を出版するまでの裏側、彼らの今、そして未来が語られた。『ウートピ』では当日のトークを前後半に分けてお届けする。

活動は「青春小説みたい」と評されることも

――現在、8万部以上売れていることについて、率直な感想をお願いします。

奥田愛基さん(以下奥田):本屋に自分たちの本が並んでいることに、喜んでいます。大学の生協に行ったら、安倍首相さんの『美しい国』(文藝春秋)の隣に置いてあって、驚きました(笑)。

牛田悦正さん(以下牛田):いやぁ、びっくりです。起きていることがすごすぎて、人ごとみたいな感じです。俺、すげー(笑)。

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