「もっとたくさん、安く食べたい」人間は正しいのか? 動物権利団体に聞く、生き物を食べるということ

ウートピ / 2014年3月27日 19時0分

写真

人間の都合で大量生産される動物たち

賛否を呼んだ、ファミリーマートの「フォアグラ弁当」発売見合わせ。「動物はあなたのごはんじゃない」というフレーズを掲げるNPO法人「アニマルライツセンター」の代表理事・岡田千尋さん、理事・長井英明さんに話を聞いた。

>>>【前編はコチラ】あのフォアグラ弁当抗議団体を直撃! 「動物はごはんじゃない」という言葉の真意とは

植物を食べるほうが効率的

――「植物はどうなのか?」という質問へはどう回答されているのですか?

岡田千尋さん(以下、岡田):まず、植物と動物は生物的に「痛みを感じるかどうか」ということに違いがあります。ただもちろん、植物も無闇やたらに踏み潰していいかといったらそうではないので、配慮は必要です。また、菜食を選ぶ理由のひとつは、肉食はより多くの植物を食べることになるから、ということがあります。動物は植物を大量に食べます。その動物を人間が食べるよりも植物を食べたほうが効率的に食べることができます。

――なるべく食べる量を減らす方が地球の負担にならないということですか?

岡田:飢餓に苦しんでいる人がいたり、農地が30年前から増えておらず、水不足などで減少していることを考えたときに、食べたいだけ食べ続けていいのだろうかと。牛だと11キロの植物を食べると1キロの肉ができるという低効率さです。その牛を食べる量を減らして、植物をより多くの人に配分していくほうが良いのかなと考えています。

狭い飼育環境で踏み潰される鶏も……

――岡田さんがビーガンを選ばれた理由は?

岡田:『動物の解放』という本を読んで、自分が営んでいる食生活が全世界につながっていることがわかったからです。工場的な畜産を知り、動物にこんなに辛い思いをさせるなら、私は食べなくても充分に楽しいからいいやと思いましたね。販売されているお肉が、昔ながらの放牧で育っている動物のものばかりであればもしかしたら私は肉食をやめていないかもしれません。

――工場的な畜産とは?

岡田:たとえばバタリーケージと言われる鶏を飼育するケージでは、ケージが狭いのでほかの鶏に踏み潰されて死んでしまう鶏もいるような状況です。豚も母豚は妊娠クレートという向きも変えられない狭い場所に詰め込まれていたりします。これが当たり前だと思う人もいるかもしれないけれど、一頭一頭に思いを馳せると、どれだけ辛い状況なのかと思います。広い場所で自由に駆け回れる状態で育ったものを食べるべきではないかと。

ウートピ|オンナ目線のニュースサイト

トピックスRSS

ランキング