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弟を脱ニートに導いた漫画家が語る、見守りの姿勢「ダメな現状より“変化”を見る」

ウートピ / 2016年3月3日 9時20分

――家族にニートがいる場合、親元にいるよりも、沼津さんのようにきょうだいが引き取った方が解決すると思いますか?

沼津:具体的な解決策は家庭環境によると思いますが、基本は親ではないでしょうか。親がニートを養う場合、そこには愛情や責任感があると思いますが、きょうだいが同じような感情を持てるとは限らないし、きょうだいだからと言って見放してはいけないということでもないと思います。ただ、少しでも情が残っていて、何かしてあげたいと思ったら、実行すればいいのかなと。

あとは、ニートのタイプにもよりますよね。外で遊ぶけど働かないタイプ、完全に部屋から出ないタイプ、両親に対して暴力を振るうタイプなど、さまざまですよね。また、親やきょうだいなど身内ではどうすることもできないと思ったら、精神科の先生などプロに相談するのが一番いいと思います。

もうひとつ、私の場合は、ポン太郎との暮らしを漫画にして稼いでいるわけですけど、普通の会社員だとお金に変える手段がないですよね。そこは大きく違うところだと思うので、無理をして養わなくてもいいと思います。

ポン太郎君が学校卒業後は、ふたり暮らし解散予定

――ポン太郎君は、将来についてどう考えているんですか?

沼津:どうなんですかねえ、考えていればいいんですけど。変にプライドが高いから、「どこでもいいから就職!」という感じでもないし。とはいえ成人したら、自分でどうにかしなくちゃいけないですよね。父ももうすぐ定年なので、援助もできないでしょうし。

私も私で、もうそろそろ養うのはいいかなと思っているんですよね。21歳で専門学校を卒業したら、あとは自分でなんとかしなさい、と。そのとき私は27歳になっていますし、結婚も視野に入る年齢だから。ポン太郎にもそれは伝えているんですが、今は「へぇ」、「相手おるん?」という感じで。「バカにしとるやろうが!」と言い合ってます(笑)。

――家族にニートがいる人に対するメッセージをお願いいたします。

沼津:まずは自分の健康を優先してください。1つ問題をクリアすると、新たな問題がわんさか出てきて大変だと思いますが、お互い頑張りましょう! うちはたまたま、私との同居がうまくいったのですが、家庭環境によって方法はそれぞれ違うと思います。

ひとつ言えるのは、褒めてあげることが効果的です。うちの場合はマンガのアシスタントをしてもらったときに「これがいいね」とか、「ありがとう」と日常的に伝えていたら、期待に応えようと頑張ってくれました!

(上浦未来)

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