障害者が作るフラワーアレンジメントにあのアウディも注目! 30歳女性起業家が挑戦する支援事業とは?

ウートピ / 2014年5月15日 18時0分

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30歳女性起業家の障害者支援事業とは

国の雇用施策対象となる障害者数は、約332万人(出典:厚生労働省 平成24年度 障害者の就労支援対策の状況)。彼らを支援するために、軽作業を通じて働くスキルを習得する障害者就労支援施設が設立されたが、利用者はわずか4.9%。そんな中、今年4月に設立された「一般社団法人アプローズ」が新たな挑戦をしている。全国でも稀な、障害者によるフラワーアレンジメントのサービスを打ち出して、一般企業等からの仕事を受注。アプローズ代表の光枝茉莉子さんに、障害者の就労支援についてお話を伺った。

アウディのイベントや国会議事堂に飾るフラワーアレンジメントを作る

――アプローズの活動内容を教えてください。

光枝茉莉子さん(以下、光枝):アプローズは障害者の方にフラワーアレンジメントの商品を作っていただき、販売する施設です。クッキーを作ったり、商品を袋詰めしたり、苗を栽培したりする所はありますが、お花に特化している施設は全国でも珍しいですね。

――なぜ、青山で開設されたんですか?

光枝:消費者へのイメージ戦略です。最初に持たれる、「障害者が作った」というマイナスイメージを払拭したくて。青山は、全国のお花屋さんが出店したい憧れの聖地。この土地のブランド力で、消費者にお洒落なイメージを持っていただこうと考えました。

――初仕事はアウディのイベント会場装花だったそうですね。お仕事のキッカケは?

光枝:開設直後に、広告代理店の知人に紹介してもらいました。デザイン案が採用された時は、職員全員で大喝采。たまたま見学にいらしていた障害者の方も「アウディの仕事ができるんなら、早く通いたい」と、すぐ利用を申し込んでくださいました。自分が作った作品を多くの方に見てもらえることが、モチベーションを高めるんだと実感しましたね。他にも、国会議事堂にお花を置いていただいたり、企業様とのタイアップ企画を進めたりしています。今後も一般企業に求められ、選ばれる商品を、広く世に出していきたいですね。

明るい雰囲気の施設にして、商品に売れる工夫を

――従来の障害者就労支援施設には、どんな印象をお持ちですか?

光枝:元々、都庁に勤めておりまして、開設支援のために多くの施設を見て回っていたんです。血眼になって障害者のために働く支援員さんに感銘を受けましたし、本当に素晴らしい施設が多い。その一方で、施設の在り方には疑問を感じていました。たとえば、就労支援施設って、都心部は特に、古い雑居ビルの中にある所が多いんですよ。狭いスペースの中で、20人くらいの人が黙々と袋詰めをしている場所もあったり……雰囲気が暗くて、ちょっと入りづらいんですね。販売しているクッキーも、いかにも「福祉作業所で作りました」っていう商品を売っていたりする。私だったら、もっと明るい雰囲気の施設にして、商品に売れる工夫をするのにな、と考えていました。

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