「ちょっと苦手」に手を出してみる。37歳で金融に転身した元フジアナの仕事論

ウートピ / 2018年5月17日 10時1分

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37歳で金融業界に転身した元フジアナの仕事論

元フジテレビのアナウンサーで現在は経済ジャーナリストとして活躍中の小出・フィッシャー・美奈さん(58)。

米国の投資運用会社で働いていた経験をもとに、投資業界で働く人々の実像に迫った『マネーの代理人たち〜ウォール街から見た日本株〜』(ディスカヴァー携書)を上梓しました。

小出さんは新卒でフジテレビに入社。ニュース番組のキャスターを務めたのちに記者職に転向し、外信デスクなどを経て37歳のときにフジテレビを退社。MBA留学後、投資業界に転職して米国でアナリストやファンドマネジャーとして活躍し、現在は経済ジャーナリストという“異色の”経歴の持ち主です。

「還暦を前にこれまでのキャリアを振り返ってみて、私でも何か社会や女性のお役に立つことがあれば」という思いから本書の執筆を決意したという小出さん。これまでのキャリアを振り返りながら、働いていくなかでぶつかった壁や葛藤、迷いなどお話を聞きました。

人には2通りのタイプがある

--『マネーの代理人たち』を興味深く拝読しました。本書を書いたきっかけを教えてください。

小出・フィッシャー・美奈さん(以下、小出):若いころは自分の生活で手一杯。明日どうやって1日をうまく終わらせるか? ということで手一杯だと思うんです。

私はもうすぐ還暦を迎えるんですが、ずっと走ってきて立ち止まる地点にきたというか、走っていると視野が狭くなりますけれど、立ち止まると少し(視野が)広がる。そんな場所ににようやくきたかなあと思ったんです。

それで、私でも何か社会のお役に立てることはないだろうか、これまでの自分の体験の中から、何か働く女性や若い方々の参考にしていただけることはないだろうか、という気持ちで執筆しました。

--小出さんは1982年にフジテレビに入社されたということですが、ウートピの読者はちょうどそのころかそのあとに生まれた世代なのかなあと。小出さんの番組を見ながら育った世代とも言えると思うのですが、ぜひ働く女性の先輩としてのお話を聞きたいなと思いました。

小出:私のキャリアは振り返るとアナウンサー、政治記者、アナリスト、ファンドマネージャーとかなり紆余曲折してまして……。

--その紆余曲折の部分を聞きたいです。

小出:人には2通りのタイプがあると思うんです。一つは「これが自分の道」と決めて、そこにまっしぐらに飛び込んでいって、何十年も研鑚を積んでその道の一流になる人。イチロー選手みたいなタイプですよね。世の中で大成される方ってそういうタイプなんじゃないかなと思うんですよ。

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