「言葉遣いそのものが人生を創っている」 作詞家・吉元由美さんに聞く、美しい日本語がもたらす清らかな未来

ウートピ / 2014年7月25日 15時0分

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言葉遣いそのものが人生を創っている!

>>【前編】“やばい”は江戸時代のドロボウの隠語 作詞家・吉元由美さんに聞く、大人の女性が使うべき「美しい日本語」

メール、ブログ、SNS、人様の前に出す文章は、音読して心の中で精査

――ビジネス、プライベートのメールで使う言葉について、20代30代の女性が注意しておくべきことは何でしょうか?

吉元:一度出したら、取り返しがつかないのがメールです。送信ボタンを押す前に、2~3度、読み返すことをぜひ習慣にしてみてください。メールは、表情やジェスチャーを交えた会話とは違って、どうしてもきつい印象を与えてしまいがちです。 たったひと言ですが、されどひと言です。伝えることを伝えた上で、「今日もいい日になるといいですよね」など、投げかけの一行を挟んでおくと、相手にまろやかな印象を与えることができます。

――ブログ、ソーシャルメディアの投稿など、インターネット上の自己発信についてのアドバイスをお願いします。

吉元:「クリエイティブに生きる」という生産性を自分の中に持つといいと思います。例えば、素敵だと思った食事について伝えたい時、「美味しかった!」で終わらせるのではなく、「シェフに聞いてみたところ、このクリームの泡立て方は、90%くらいが絶妙らしいです」といった内容が入ると、ひとつ何かが生まれるわけです。舌触りや色や香りはどんな感じだったのか、五感をフルに活用させた食のレポートなら、受け手にとっても意味ある発信になるでしょう。

「ステキ~~~!」とやたらに語尾を伸ばす人、絵文字を多用する人は、20代30代に限らず、40代以降の女性にも多くみられますが、知的な感じがしないというのか、美しさを感じません。新著「美醜の境界線」(河出書房新社)にも書きましたが、ブログやSNSにかぎらず、人様の前に出す文章は、「音読して、心の中でしっかり精査すること」を心がけてほしいですね。

――「美しい日本語」に文章の上手い、下手は関係ありますか?

吉元:文章の上手さよりも磨くべきことは、「何を美しいと思い、美しくないと思うか」という感性や観察眼です。例えば、お花を見た時、過去の出来事がふっと浮かび上がり、それらが自分の中でつながっていく。すると、伝えたいことにも膨らみが生まれてきます。「私には、そんな才能はない」という人は、アンテナを立てていないだけ。意識すれば、誰にだってできることです。想像力を培うためにも、やはり活字には日常的に触れておく方がいいですね。ビジネス書や自己啓発書だけでなく、「物語」を読むことをお勧めしますね。想像力を育ててくれますから。

言葉を丁寧にしていくと、心が落ち着いて磨かれていく

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