勝手に「フツーの女」と「そうじゃない女」にわけるな。TENGA広報に聞く

ウートピ / 2018年9月10日 21時45分

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勝手に「フツーの女」と「そうじゃない女」にわけるな

タブー視されがちな女性の性欲に真正面から取り組み、SNS等で顔出しの発信を続ける性具メーカーTENGAで広報を行う西野芙美さんと工藤まおりさん。

活動を続けていると、女性から相談されることも増えてきたと言います。第2回はおふたりが見てきた「女性の性の悩み」について話を聞きました。

【プロフィール】
西野芙美さん
早稲田大学文化構想学部卒。人材紹介会社、出版社勤務を経てTENGAに転職。現在2年目。

工藤まおりさん
津田塾大学数学科卒。リクルートグループで人材派遣の業務にかかわったのち、TENGAに転職。現在4年目。

みんな、使いたいのに手を出せない

――前回は、「エロい女=何をしてもいい」という思考はどうなんだ問題をメインにお聞きしました。

西野芙美さん(以下、西野):勝手に女性を「普通の女」と「そうじゃない女」に分断する人が一定数いるんですよね。それで「くそビッチ」みたいな暴言を吐かれることもあるんですが、一方で「何でも受け止めてくれる存在」だと思われることもあって。

工藤まおりさん(以下、工藤):わかる! 「わかってくれると思って……」って、不倫話とか重い相談話を打ち明けられがちなのですが、正直、困る。そんな重い話、全部受け止めきれるはずありませんから。

西野:私が男性に言われて印象的だったのが、「僕のミューズだ」って言葉でして(笑)。

工藤:す、すごい……! 目の前にいる一個人としての西野さんを見ずに、幻想の女性を見ている……!

――文学作品とかでも、娼婦が聖女になりがちです。いずれにせよ、性的なことを発信する女は「普通の女」じゃないと、勝手にカテゴリ分けされているのには変わらないのですが。アダルトグッズにしても、言い出しづらいだけで、ほしいと思っている「普通の女」はいっぱいいると思います。

工藤:私がTENGAに転職して1ヶ月後に、前職の女性の先輩2人と飲んだんですけど、そのときはじめて「じつは(女性向けアダルトグッズの)iroha持ってる」って言われたことがあります。前職時代、わたしがirohaについて熱弁したときには、そんなことひと言も言ってなかったのに!(笑) 私がTENGAの広報になったからか、話しやすくなったみたいです。

今、いろんな方に「どのグッズがいいの?」って相談されますし、みんな、使いたいのになかなか手を出せないんだな、どうやって使えばいいのかわからないんだなと実感しています。

グッズは「楽しく」使えばいい

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