仕事を1日6時間にしたのは「家族と夕飯を食べるため」ある書店の店主の働き方

ウートピ / 2018年12月14日 20時45分

写真

仕事を1日6時間にしたのは「家族と夕飯を食べるため」ある書店の店主の働き方

「一家の大黒柱」と聞いて多くの人がとっさにイメージするのは男性です。しかし今、そんな世間一般の考え方にとらわれず、柔軟に互いのキャリアをサポートしつつ、子育てをしている夫婦もいます。銀座線田原町駅から徒歩2分の場所にある新刊書店「Readin’ Writin’ BOOKSTORE(リーディン ライティン ブックストア)」の店主、落合博さんもそのひとり。

落合さんは55歳で子どもが生まれたのをきっかけに将来を考え、新聞社を早期退職しました。主収入を稼ぐ“一家の大黒柱”の役割を看護師のパートナーに替わってもらい、58歳で書店を開業。家事・育児・仕事のルーティンを回しながら長く働き続ける方法を探っています。

「イクメンという言葉はあるけど、イクウィメンという言葉はない」と話す落合さん。性別によって色付けされたステレオタイプを超えて、夫婦でどのように家事を分担しているのか詳しく聞きました。

第1回:僕には“変”って褒め言葉なんです

仕事を1日6時間に抑えた理由

——落合さんの現在の1日のスケジュールを教えてください。

落合博さん(以下、落合):日によって時間が多少ずれますが、看護師の妻が「日勤」の日は次のように動いています。

5:30 起床
6:00 朝食
7:00 洗濯
7:30 子どもの朝食、食器洗い
8:30 保育園へ送り、10キロランニング
9:30 再び洗濯、乾いた洗濯物を取り込む
11:00 出勤
12:00〜18:00 書店業務
18:30 退勤
19:00 夕食
22:00 就寝

——朝の家事は落合さんが担当しているんですね。

落合:朝食作りと洗濯はしていますが、妻がつくる夕食に比べれば朝食はコーヒーとトーストくらいの簡単なものですよ。それに、洗濯は洗濯機を回し乾燥機にかけて畳むだけ。妻のほうが比重は大きいと思います。

——書店業務が約6時間というのも、家事をシェアしやすい理由の一つかもしれません。一般企業より短めですね。

落合:そうですね。営業時間を18時までにしたのは、「家族と一緒に夜ご飯を食べたいから」なんです。子どもと一緒に過ごす時間は、人生のほんのひととき。この貴重な時間はあと数年もないと思っているので、今は仕事よりも家族と過ごす時間を大切にしたいんです。

——なるほど。子どもが生まれたと同時に、父性が目覚めたとか?

落合:それはちょっと違います。「自分の子どもってこんなに可愛いんだ!」という驚きはありました。でもそれは父性というより、親として子どもを思う気持ちだと思います。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
ウートピ|オンナ目線のニュースサイト

トピックスRSS

ランキング