「辛いのは心のブレーキとアクセルを同時に踏んでいるから」 作家・有川真由美さんが考える“幸せな女性”とは

ウートピ / 2014年8月12日 12時0分

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作家・有川真由美さんが考える幸せな女性

女性の人生には、その後を大きく変えるライフイベントが幾つもある。たとえば、結婚・出産・転職。その節目ごとに、誰もがみな、悩みあぐねるのは「幸せになりたい」と願うからこそ。ただ、結婚したから、出産したから、転職したからといって、天地をひっくり返すように何かが劇的に変化するわけではない。

「幸せとはなるものではなく、感じるもの」と優しく諭してくれるのは、世界40か国を旅し、50以上の職種を経験し、働く女性に向けて数多くの著書を世に送り出している人気作家の有川真由美さん。20代30代女性がしなやかに、幸せに生きるためには、一体何が必要なのか。その秘訣についてたっぷり語っていただいた。

幸せは、リスクも引き受ける覚悟で自分が選び取るもの

――“幸せ”は、非常に大きなテーマですし、人の数だけ、そのあり方もさまざまだと思いますが、有川さんの考える「幸せな女性」とはどんな人でしょうか?

有川真由美さん(以下、有川):ひとつ共通しているのは、周りの基準や人の目に惑わされずに、「私はこれが好き、これがやりたい」という自分の感覚を大切にして、大事なことを自分でちゃんと選んでいる人、つまり、「自分を喜ばせられる人」ということが挙げられると思います。選ぶ時に、“ワクワクするかどうか”がポイントですね。

とはいえ、結婚、出産、転職など、どれをどう選ぶにしても、それぞれにリスクは付き物。いいことだけでなく、そうしたリスクも引き受ける覚悟を持ったうえで、選び取っている人は、結果として自分の欲しいものを手に入れやすいといえます。幸せに生きたいと願うなら、「周りがそうしているから、私もやる」という考え方はやめるべきでしょう。

――幸せに生きるための要は、「主体的に生きる」ということですね。

有川:その通りです。想像してみて欲しいのですが、例えば仕事について、“積極的に自分で選ぶ”のか、それとも“させられている”と思うのか、あるいは、“なんとなく流されてやっている”のかでは、全く違ってきます。「私は安定を求めるからこの仕事をやる」という意志があるならまだいいのですが、会社の歯車みたいにあくせく働き、休みは疲れ果てて、一日中ベッドの中で眠る……という生活を“なんとなく”続けているとしたら、5年後、10年後、「私の人生、一体何だったの?」ということにもなり兼ねません。

かくいう私も30歳前後の頃、大手衣料店の店長として、心身共にボロボロになる寸前まで働いてみて、初めて気づきました。「このまま何にも考えずに生きていると、ただ流されて、使い捨てられて終わってしまう」と。逆に言うと、「自分の幸せに責任を持とう」と本気で思えば、いくらでも幸せになれるのではないかと思います。

本気で叶えたいことがあるなら、どんな状況であろうと行動に移すはず

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