“女子アナとおじさん”はいつまで続く?【中年男ルネッサンス・トークイベント】

ウートピ / 2019年3月13日 20時45分

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“女子アナとおじさん”はいつまで続く?【中年男ルネッサンス・トークイベント】

1月29日、「八重洲ブックセンター(東京都中央区)で、『中年男ルネッサンス』(イースト・プレス)の刊行記念イベントが開催され、著者の田中俊之さん、山田ルイ53世さん、そしてゲストには小島慶子さんが登壇。「中年男のゆくえ」について語り合いました。

「中年男」というタイトルですが、そのトーク内容は現代を生きる女性たちにも知ってほしいポイントが盛りだくさん。ユーモアと笑いに包まれながらも示唆に富む発言が盛りだくさんだったイベントの一部を編集してお届けします。

第1回:おばさんいじりにはもううんざり
第2回:一億総イタコ状態の現代に思うこと

自分が出ていったほうが早いというジレンマ

田中俊之さん(以下、田中):ジェンダー問題で、結局ここが難しいなと思う部分なのですが……。ステレオタイプって、ある場面においては便利に作用することがあるんです。僕の例ですが、宅急便を配達する男性の感じが悪かったことがあって……。妻は僕に言うわけですよ「あの人いつもタメ口だし、箱が汚れていたことを指摘したけれど取り合ってくれなかった。今日はあなたが代わりに出てよ」と。

山田ルイ53世さん(以下、山田):それでどうなったんですか?

田中:妻のことを軽く扱うような態度をとると聞いていたその人は、僕には敬語を使いましたし、箱が汚れていたことを伝えると、あっさり「すみません」と認めました。結局、男性が表に立ったことで、物事がうまく進んでしまったんですよね。逆に、女の人が出たほうが早いというシチュエーションもあるはず。

つまり、男らしさ、女らしさに頼った方が便利だという場面は確実に存在するので、すぐにことを済ませたいと思った時に、それらに頼りがちなんです。

山田:思い当たることがあります。我が家では、休みの日の昼ごはんを近所の定食屋の出前にする場面がたびたびあるんです。注文して届きますよね。その時に僕が出て受け取った、次の時はスープが熱いんです。でも妻が対応するのが何回か続くと、スープがぬるくなる。そういうことですよね?

小島慶子さん(以下、小島):そうねぇ。

山田:あれ、ピンと来ていませんか?(苦笑)

田中:今のスープの話だと、女性が出てくるから後手にしていいんだということですよね。あの家では女性が出てくるから後でいい、あの家には男性がいるから早く配達しなければならない。ただ女性だからというだけで、女性を軽んじている人はいますよね。確かにそういう相手には男が出て行くと話が解決しちゃうから。難しいなと思うんですよ。

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