「いい顔」でいたら他人をブスって思わなくなった【ぱいぱいでか美】

ウートピ / 2019年3月12日 20時45分

写真

「いい顔」でいたら他人をブスって思わなくなった【ぱいぱいでか美】

「ちょうどいいブス」「女性のほうがコミュ力が高いから…」平成も終わろうとしているのに、いつまで誰かの価値観に振り回されなきゃいけないの?

ウートピでは、女性をめぐる自虐や我慢について、改めて問い直してみるキャンペーンを始めました。ちょうどいいブスをやめた人も、今まさに葛藤している人も。一緒に考えてみませんか?

今回は、『桃色の半生! 〜仲井優希がぱいぱいでか美になるまで〜』(リットーミュージック)を上梓したばかりのタレントのぱいぱいでか美さんに寄稿していただきました。「救われてばかりの半生だった」というでか美さんが、今、思うこととは——?

寄せられた容姿コンプレックス

インスタグラムのストーリー機能の中に更にある「質問」機能。使ったことありますか? あのめちゃ楽しいやつ。そこにある日こんな質問が送られてきました。

「人前に出て自己表現する仕事に憧れているのですが容姿が良いわけでもなく自信が持てないでいます……」

めちゃくちゃ分かる、と思いました。私もそのうちの一人だったし、今でも容姿のコンプレックスはあるから。そもそも私は、名前で大々的に主張している大きな胸ですらコンプレックスだったんです。

というのも、胸が大きくて性的に見られやすいから気にしていたわけではありませんでした。顔が可愛くないから、ブスだから、ブスが胸でかいなんて気持ちが悪いことだから。そう思い込んで顔も体も気にしていたのです。

しかし、サークルの先輩がつけてくれたあだ名「ぱいぱいでか美」に出会ってコンプレックスはチャームポイントにひっくり返りました。まぁ、今思えばそんなあだ名をつけるのなんて明らかにセクハラなんですが。先輩と自分の信頼関係とかあまりにもキャッチーな響きとか、あらゆるものが奇跡的に重なって、私はこの名前を心底気に入り、芸名にまでして今現在に至るわけです。

ただ、胸がチャームポイントになったところで「ブス」のコンプレックスまでなくなったわけではありませんでした。別に、誰に何を言われたわけでもないけど、ブスという自覚だけは小さい頃からものすごくありました。

そしてぱいぱいでか美として世に出るようになり、ブスと書かれることもそれを見ることもありますので、やっぱり私はブスなんだなぁと思うのでした。

「誰だって言われる悪口だよ、テレビに出るなら尚のこと」

そんな励ましの言葉を聞いても「ブス」の鋭利さは凄まじいのです。この人にもこの人にもブスって思われてるから、やっぱり私はブスなんだな、そう考えていました。もはや呪いでした。

この顔で生きてきた意味があったんだな

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング