慢性頭痛、月経痛は改善できる? 鎮痛剤の疑問を専門医に聞きました【後編】

ウートピ / 2019年3月13日 15時1分

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鎮痛剤の疑問を専門医に聞きました【後編】

鎮痛剤の服用法に関する疑問に答えた、「風邪薬と一緒に飲んでもいい? いつ飲む? 鎮痛剤の疑問を専門医に聞きました【前編】」の記事に引き続き、こちら後編では、慢性的な頭痛や二日酔いによる頭痛、月経痛の痛みと鎮痛剤について、今回も臨床内科専門医で正木クリニック(大阪市生野区)の正木初美院長に尋ねてみました。

前編の疑問はこちらです。合わせて参考にしてください。

(1)鎮痛剤は痛みが我慢できなくなってから飲むのがよい?
(2)鎮痛剤と風邪薬を一緒に飲んでも大丈夫?
(3)ひとつの鎮痛剤で、体のどの部位の痛みにも効くの?
(4)錠剤は砕いて服用した方が効き目は早いの?
(5)空腹時に鎮痛剤を飲むと効き目が弱くなるの?
(6)鎮痛剤を飲んでも効き目がないときは、飲み足す、種類を変えるといい?

慢性頭痛、二日酔いの頭痛は鎮痛剤では取り除けない

(1) 頭痛が慢性的にある場合でも、鎮痛剤で抑えるのは適切な方法なのでしょうか。

正木医師:鎮痛剤は痛みを抑えますが、痛みの原因を治療するわけではありません。その点は重要なので理解しておいてください。つまり、鎮痛剤では、慢性的に頻発する頭痛を根本的に治療することはできません。

慢性の頭痛の場合も鎮痛剤を服用すれば一時的に症状を抑えますが、そのために病気の原因の発見が遅れることがあります。鎮痛剤を飲めば痛みは治まるけれど、時間が経って薬の効き目が切れると再び痛むことをくり返す場合は、別の病気が隠れている場合があります。早めに内科、脳神経外科、場合によっては眼科や耳鼻科を受診してください。

(2)二日酔いが原因のズキズキする頭痛に鎮痛剤は効くのでしょうか。

正木医師:前編の(1)で説明した通り、鎮痛剤は「痛み物質の発生・増殖を抑える」ように働きます。

二日酔いで頭がズキズキとするのは、痛み物質が原因ではありません。肝臓でアルコールを分解する際に生じる「アセトアルデヒド」という有害物質が脳の神経を刺激するために生じます。つまり、鎮痛剤では治りません。

反対に、鎮痛剤には胃に負担をかける成分が含まれている場合があります。二日酔いで鎮痛剤を服用すると,お酒で疲れている胃に、さらに悪影響となることがあるので飲まないようにしてください。

月経痛に特化している鎮痛剤の主成分はイブプロフェン

(3)月経痛に特化した鎮痛剤がありますが、ほかの鎮痛剤とはどう違うのでしょうか。

正木医師:鎮痛剤の成分には、ロキソプロフェンナトリウム、イブプロフェン、アセトアミノフェン、アスピリンなどがあります。

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