SNSでもリアルでも友達はたくさんいるのに“孤独”を感じるのはなぜ?

ウートピ / 2019年6月5日 21時1分

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「孤独」と聞くとどんなことをイメージするでしょうか? 「老後、独りぼっちになるのが怖いから結婚したい」「友達が少ない私は孤独でかわいそうなのか?」と思っている人もいるかもしれません。

このほど、独身研究家の荒川和久さんが『ソロエコノミーの襲来』(ワニブックス)を上梓しました。

荒川さんは「精神的に自立した価値観を持つ人=ソロ」と定義し、「ソロで生きる力とはつながる力である。それは、他人とつながるだけではなく、自分ともつながることであり、そのつながりは、強く継続的なものである必要もなく、一瞬でもいい」と提唱しています。

他人はともかく自分とつながるってどういうこと? 結婚していればソロじゃない? つながるのは一瞬でもいいの? 荒川さんに5回にわたってお話を伺いました。

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ソロで生きる力=自分とつながる力

——「本当の多様性は『一人十色』」「多様性の時代とは、違う価値観や考え方を持つ人たちがたくさんいる社会ではなく、それぞれが『自分の中にある多様性』に気づく時代」とありました。「多様性」というと「みんなちがって、みんないい」のような十人十色のことだと思っていたので、「どういうことだろう?」と思いました。

荒川:よくいわれる十人十色とは、一人一色だと思うのですが、ひとりの人間とは決して一色ではないですよね。ご自分に照らしてみれば分かりますが、時と場合によって違う色を発することがあるはずです。

本当の多様性とは「一人十色」であって、自分の中にたくさんの自分がいると気付くことなんです。その前提で考えると、ソロで生きる力とは、人とつながる力でもあり、人とつながる力は、突き詰めれば「自分とつながる力」でもあるということです。

——自分とつながる?

荒川:自分とつながるというのは、自分の中に生まれた「たくさんの自分」とつながるってことです。そもそも最初に人とつながらないと、「自分の中の新しい自分」は生まれてきません。人とのつながりの意味はそこにあります。結果的に、それがソロで生きる力、精神的自立につながるので。

ソロだろうが、誰かと一緒にいようがそういう自分の中の自分を知ることが「ソロで生きる力」になります。

——既婚か未婚かは関係ないってことですね?

荒川:関係ないです。本にも書きましたが、「ソロ」というのは、「束縛や干渉を嫌い、一人の時間を大切にし、誰かに頼ることをよしとしない」という価値観を持つ男女のことです。

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