歯の黄ばみは唾液の力で防ぐ…自分でケアする方法【歯科医が教える】

ウートピ / 2019年6月24日 20時45分

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黄ばみを自分でケア・予防する方法【歯科医が教える】

毎日ていねいに歯を磨いているつもりなのに、いつの間にか黄ばんでいることに気づきます。自分で白くきれいな歯にすることはできるのでしょうか。

歯科医で口腔(こうくう)衛生に詳しい江上歯科(大阪市北区)の江上一郎院長に尋ねると、「歯も肌や髪と同じように、年齢とともに劣化して色も黄ばんでいきます。とくに歯磨きをあまりしないことや、食習慣とストレスの状態は直接的に反映されます。逆に考えれば、自分で予防やケアをする方法があるわけです」ということです。その具体策について、詳しく聞いてみました。

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食品中のポリフェノールと唾液中のタンパク質がくっついて汚れになる

はじめに江上医師は、歯が黄ばむ原因ついて、こう説明します。

「おもに、歯の表面に食品などの汚れが付着して、それが蓄積してとれなくなって着色していきます。その汚れを『ステイン』と呼びます。食品に含まれるポリフェノールや合成着色料などが、唾液に含まれるタンパク質のぺリクルとくっついて、黄ばみ汚れになります。

白い陶器を長いこと使っていると徐々に汚れてきて、やがてとれにくくなるでしょう。それと同じです。歯の汚れも時間とともに強固になって、いつもの歯磨きではとれなくなります」

カレー、コーヒー…黄ばみの原因になる食品

次に江上医師は、「色の濃い食品や飲み物を摂取すると、それらに含まれるポリフェノールの作用で歯にステインが付着しやすくなります」と話し、食品と歯の黄ばみの原因になる成分を次のように挙げます。ポリフェノールにはカテキンやアントシアニンなど多くの種類があるため、食品に続いて、その成分も合わせて教えてもらいました。

<色の濃い食品>
・カレー(クルクミン)
・チョコレート(カカオポリフェノール)
・ブドウ(アントシアニン)
・ブルーベリー(アントシアニン)
・しょうゆ(イソフラボン)
・バルサミコ酢(プロアントシアニジン)など

<色の濃い飲み物>
・コーヒー(クロロゲン酸やタンニンなど)
・紅茶(ポリフェノールやタンニンなど)
・ワイン(アントシアニン)
・緑茶(カテキン)など

唾液を歯磨き剤に、舌先を歯ブラシにして歯を磨く

続いて江上氏は、「これらを食べたり飲んだりしたあとは、できるだけすぐに歯を磨く、水で口をゆすぐなどしましょう。歯の上にステインを溜めないことが最大の予防になります」と話し、次に、「食後にすぐに歯磨きができない場合」はどうすればいいのか、こうアドバイスをします。

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