歯科医院で歯石を取る…健康保険適用の「クリーニング」とは【歯科医が教える】

ウートピ / 2019年7月31日 21時45分

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これまで、歯の黄ばみの原因は食品中のポリフェノールと唾液中のタンパク質がくっついて汚れが付着すること、また、セルフケアの方法や、ホワイトニングのためと言えども歯の健康のために常用は避けたいグッズとその理由などをご紹介しました。

今回は、歯医者が苦手な人にはあまり知られていないかも(!?)という、歯科医院で受けられる「クリーニング」について、ひき続き、歯科医師で口腔衛生がご専門の江上歯科(大阪市北区)の江上一郎院長に聞いてみました。

【第1回】歯の黄ばみは唾液の力で防ぐ…自分でケアする方法
【第2回】歯の黄ばみケアに…歯科医が教える使ってはいけないグッズとは

「クリーニング」と「ホワイトニング」は別の施術

歯科医院で歯の汚れをケアする方法として、「クリーニング」と「ホワイトニング」があると耳にしますが、どう違うのか、混乱する人は多いと思います。江上医師はまず、次のように整理して説明します。

「まず、歯や歯ぐきの『クリーニング』と、歯の『ホワイトニング』は、それぞれ目的が違う別の施術です。

クリーニングはその名のとおり、歯の歯石を取り除いたり、口の中を掃除したりする方法です。クリーニングにもまた、目的が治療の場合と、美容の場合があります。具体的な方法についてはこのあとでお話ししましょう。

一方、ホワイトニングは、歯の機能の改善に加えて、歯を白く美しく見えるようにする美容面を目的としています。クリーニングをしてから、歯を漂白する『ブリーチング』や『歯のマニキュア』のほか、歯の表面を削ったり、かぶせをしたりと、その人の歯の状態や希望によって技術は多様です。各種の方法によって、所要時間や費用は異なります」

クリーニングには健康保険適用と自由診療がある

ホワイトニングについてはよく耳にしますが、周囲に聞くと、クリーニングという治療を「知らない」という人は多いようです。江上医師はこれら2つの施術について、次のように説明を加えます。

「クリーニングは歯石除去という目的の場合は治療であるため、健康保険が適用になります。歯の健康を目的として、歯周病の原因となる歯垢(しこう。プラーク)や歯石を取り除きます。

さらに自由診療では、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ぶ、強固な歯の汚れ(ステイン。第1回参照)を取り去ってきれいにする、美容を目的としたクリーニング法もあります」

歯科医院で健康保険適用の「クリーニング」の方法

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