夏のBBQで食中毒を防ぐ10のコツ【専門医が教える】

ウートピ / 2019年8月18日 12時0分

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「食中毒は、一年のうち梅雨から夏、残暑にかけて、気温も湿度も高いときにもっとも多く発生します。原因となる細菌やウイルスが活発に増殖するからです」と話すのは、臨床内科専門医で正木クリニック(大阪市生野区)の正木初美院長。

そこで自炊での食中毒の対策について、3回シリーズで詳しく聞いています。今回は自分たちでバーベキューや焼き肉をする際の注意点について教えてもらいましょう。次の第1回、第2回の記事と合わせて参考にしてください。


【第1回】梅雨から夏に急増する食中毒…自炊で防ぐコツは?
・食中毒細菌は、湿度や温度が高いと急増する
・食中毒予防の三原則「細菌をつけない・増やさない・やっつける」

【第2回】自作弁当でまさかの食中毒…予防のための10のコツ
・自作弁当ではチェックが甘くなる
・不潔、水分、素手、残り物、混ぜ詰め、ムラ焼け、常温保存はNG

高温下での野外バーベキューでは食材に細菌が繁殖しやすい

正木医師はまず、バーベキューや焼き肉をする際の環境について、こう注意を呼びかけます。

「バーベキューでは食材を焼くので、食中毒予防に無頓着になりがちですが、山や海、キャンプ場、自宅でも庭など屋外でするでしょう。その場合、気温は昼なら30度を超える、夜でも25度以上のことが多く、高温の中での調理になります。

これは、食材に食中毒細菌が繁殖し、自分の手や調理器具に移って口に入りやすい環境です。とくに、バーベキュービギナーや同行の子どもたちは、楽しさが先行してそういったことに気付いていない場合が多いでしょう。

まずは高温のもとでの調理であることを認識して、第1回で紹介した食中毒予防の三原則『細菌をつけない、増やさない、やっつける』をバーベキューに即した方法で実践しましょう」

生肉は食中毒細菌が付着していると考えて厳格に取り扱う

次に正木医師に、具体的な食中毒撃退ポイントを挙げてもらいました。

(1)生鮮食品は低温で保存

食中毒の原因となる細菌を増やさないために、肉や魚、野菜などの生鮮食品は冷蔵庫から出したら、また購入したらすぐに、10度以下の低温で保存しましょう。屋外に持ち運ぶ場合は、保冷力が高いクーラーボックスに、保冷剤や保冷用の氷を適切な分量を入れて使用してください。

そのうえで、焼く直前までクーラーボックス内で保冷しておきましょう。外に出したまま置いておくと、食材に細菌が急速に繁殖します。

(2)生肉や生魚は、別々の使い捨て用保存袋に入れる

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