定年まで働き続けたい。客室乗務員になった今思うこと

ウートピ / 2019年8月23日 21時45分

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かつては“女の園”と揶揄(やゆ)されることもあった、キャビンアテンダントの世界に挑む男性が増えているのだそうです。

そんな世相もあいまってか、2019年秋、アイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉さんが男性キャビンアテンダント役で主演を務めるスペシャルドラマ『FLY!BOYS,FLY! 僕たち、CAはじめました』が放送決定。このドラマに全面協力をしているのがジェットスター・ジャパン(以下、ジェットスター)です。

他社に比べて男性の割合が高いジェットスターですが、それでもその人数は約400人中60人ほど。まだ圧倒的に女性が多い環境です。

その中で働く、庭本太郎さん(41)。どうしてその仕事をしようと思ったの? 実際のところ働きやすさはどうですか? そんな素朴な疑問を携えて、キャビンクルーの仕事についてお話を伺いました。

月80時間、空の上

——前回、一度は「性別を理由に客室乗務員になることを諦めた」と話されていましたね。

庭本太郎さん(以下、庭本):はい。「男性である自分には無理だ」と思い込んでいて。それでもやはり空の上でお客様にサービスがしたいという気持ちを捨てきれず、ジェットスターの採用試験を受けました。

——そのとき、34歳。大きな決断だったと思います。キャビンクルー*になってみていかがですか? 働き方もずいぶん変わったのでは?

*ジェットスターではキャビンアテンダント(客室乗務員)をキャビンクルーと呼んでいる。

庭本:働き方については、1ヶ月のスケジュールが発表されて、それに従って乗務をしています。日帰り、(宿泊を伴う)ステイ、深夜のフライトもあるので、24時間体制で働いています。

——えっ。大変そう。月にどのくらい搭乗するんですか?

庭本:私たちは回数ではなく、フライト時間で見ていて、約80時間から90時間を上空にいる計算です。日数にすると17日ほどです。

ジェットスター・ジャパンが就航している路線には全て搭乗していて、現在だと国内16都市・24路線、国際4都市・7路線を、私は成田空港を拠点に各地に搭乗しています。

性差を特長と捉えてサービスに活かす

——転職前に気にされていた、性別が壁になることはありますか?

庭本:壁を感じることはありませんが、男女の違いは、意識するようにしています。悪い意味ではなく。業務には男性に向いているものとそうでないものがあるんです。例えば、手荷物を収納棚に入れるサポートだったり、急病で動けないお客様の体を支えたりという力仕事は、男性が行うほうがスムーズ。

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