ずっと見て見ぬフリをしてきた…「子育てとばして介護」することになった私が思うこと

ウートピ / 2019年9月14日 15時1分

介護・医療チームの方々から口々に「この間は大変だったそうですね」とねぎらわれ、冷や汗をかきました。しかも皆さん、ディテールまで知っていて、認知症のことを知らなければ、「治った」と錯覚してしまうほどの義母の記憶力に驚かされました。

義父母と接していると、認知症や高齢者へのイメージをちょいちょい裏切られるんです。こういうと語弊があるかもしれませんが、めちゃくちゃ面白いし、勇気づけられる。認知症介護って奥が深いなって思います。

私にとっては介護という“冒険”

——9月16日は「敬老の日」です。この本をどんな人に読んでほしいですか?

島影:「親の老いを感じてハッとした」という経験がある方に読んでいただけたらうれしいです。

私自身は想像もしていなかった形で、「介護」という嵐に巻き込まれ、てんやわんやのサバイバル生活を送ることになりました。一緒に遭難した仲間はなんだか頼りないし、何から手を付ければいいのかもよく分からない。ずいぶん右往左往もしました。

でも、子どもの頃に読んだ『ロビンソン・クルーソー』や『十五少年漂流記』みたいに、冒険の一部始終を記録しておけば、いつか誰かの役に立てるかもしれない。そんな気持ちで書いた一冊です。

ぜひ、平穏無事なうちにチラッと読んでおいていただいて、うっかり大ピンチのターン! がやって来た際には「そういえば、あの本に確かヒントがあったような……」と思い出していただけたら、さらにうれしさ倍増です。

(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング