「死ぬんじゃねーぞ!」の続編を書くなら…。中川翔子のこれから

ウートピ / 2019年9月25日 14時45分

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「大丈夫。なんとかなる、なんとかするために、わたしたち大人がいます」

中川翔子さんは、著書『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』(文藝春秋)でなんども、いじめられて苦しんでいる子どもたちに向けて「死にたい夜を超えて、今日1日をなんとか生き延びてほしい」とメッセージを発信しています。

自身も中学のころ、いじめられて不登校になった経験を持つ中川さん。前編では、当時の気持ちを忘れないことや、大人として寄り添ってあげられる人になること、幸せそうな背中を見せることが大切だと語ってくれました。

後編では、そんな中川さんの現在とこれからについて話をうかがいました。

木村にやっと聞けました

——本書の中に出てくる友人の木村さんの存在も希望になるなと思いました。木村さんから感想は聞いていますか?

中川翔子さん(以下、中川):照れちゃってなかなか「読んだ?」って聞けなかったんですけど……。先日会ったら爆笑されました。「もー! こんなに悩んでたの!?」って。「他の人から何か言われていたかもしれないけれど、それよりも一緒にいるのが楽しいから一緒にいたんだよ。今も」と言ってくれて、なんていいやつだ……と感動しました。

——小学生の頃からの付き合いだそうですね。

中川:はい。小学3年生のときにマンガをかしてくれたのがきっかけで仲良くなりました。でも、私は中学に入ってからスクールカーストがどんどん低くなる一方で、木村は上のカーストの優等生とも付き合える。正直、「私なんかといると損するんじゃないかな」って思うこともありました。すごく救われていたのに。複雑な気持ちでしたね。

——木村さんは、いじめに気づいていた?

中川:そうだと思います。一緒に帰るとき、ボコボコにされた靴箱を見ていましたから。でも、私は詳細を話すのに抵抗があって……。木村は何も聞かないでいてくれました。くだらないこと、いじめの根本じゃないことで大爆笑できる人がいる。ただそれだけで救われることってあるんですよね。

——ただ寄り添う「隣(とな)る人」になるということですね。

中川:はい。いじめが目の前で起こっていたら、きっと怖いですよね。一緒になってムシしたり、悪口を言わないと自分もターゲットにされるかもしれないし……。木村みたいな行動をするのはすごく勇気がいると思います。

でもそういう不安を抱えている人に覚えていてほしいのは、いじめている側、加害者側が本当にくだらないということ。いじめられている人は絶対に悪くないんです。

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