村木厚子「自分らしく生きるために行動すれば世界は変わる」【若草物語トークショー】

ウートピ / 2019年9月24日 21時1分

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元厚生労働事務次官で、現在は「一般社団法人 若草プロジェクト」の代表呼びかけ人を務める村木厚子さんが9月5日、日比谷シアタークリエ(東京都千代田区)で開催されたミュージカル『Little Women 〜若草物語〜』のトークショーに登場し、四姉妹の長女メグ役の彩乃かなみさん、お母さま役の香寿たつきさん、演出の小林香さんと作品の魅力について語り合いました。トークショーの模様をお届けします。

「ジョーのようにチャレンジする人が増えてほしい」

小林:本日は『Little Women 〜若草物語〜』の夜の部をご観劇いただきましたが、いかがでしたか?

村木:トークショーで舞台に上がることが分かっていたのですが、ボロボロと泣いてしまいました。でも、気持ちが良かったです。勇気をいただいていい気持ちになれました。

小林:『若草物語』は四姉妹の物語ですが、気になった役はありましたか?

村木:『若草物語』は子供のときから読んでいた本で、「四姉妹で言ったら私は誰々で……」といつも自分を投影していたのですが、この年齢になって改めて読み返すと一番感情移入してしまうのが “お母さま”でした。まったくタイプが違う4人の娘を育てながら、ポイントポイントで背中を押すのがすごいなあと。

小林: “お母さま”はキリスト教の価値観に基づいた子育てをしていますが、村木さんにも娘さんがいらっしゃるということで重なる部分はありますか?

村木: “お母さま”は子供を自由にさせる部分がある一方で、「ここは絶対大事」という譲れない部分は分けていて、きちんと四姉妹に言って聞かせます。母親の理想像だと思うのですが、自分はとてもまねできないなと思います。

小林:ジョーとエイミーがケンカするシーンがありますが、“お母さま”は秤(はかり)の真ん中にいるようにセンターに立って常に平等を貫いています。

村木: 本を読んでジョーとエイミーのケンカのくだりは知っていましたが、今回のミュージカルで“お母さま”が2人にどんなふうに言葉を掛けるのか、ドキドキしました。

香寿:稽古のときは感情的にセリフを言ってしまうことも多かったのですが、小林さんからは「ちょっとドライに慈愛に満ちた感じで」と言われました。なので、「慈愛に満ちて、慈愛に満ちて……」と言い聞かせていましたね。どうしても日本人だと、一緒に泣いてしまったり、感傷的になったり、共感をしてしまうほうが多いのですが、“お母さま”の秤(はかり)のような平等さを意識しました。

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