<コラム>元「KARA」ニコルの笑顔と韓国芸能界の法規制

Wow!Korea / 2014年2月6日 15時19分

元「KARA」ニコルのSNS写真

「KARA」を脱退し、アメリカへ修行の旅に出たニコル。彼女の最近のSNSには笑顔の写真が載っている。スタジオで練習中の写真だが、長かった悩みの期間が終わったかのように、明るく笑っている。この彼女の笑顔はいったい何を意味するだろうか。

3年前の「KARA」脱退騒動の時も、5年前の「東方神起悲劇」の時も、K-POP界の芸能人と所属事務所との「契約」をどう見るかの問題が言われていた。ネット上では、一部芸能事務所の「奴隷契約」の内容が話題になることもあったが、「契約自由の原則」の解釈もあり、単純な問題ではなかった。

その間も、K-POP界は成長し続けていた。日本では既に定着しているし、アジア諸国や欧米、南米などの地域でも勢いを増している状況だ。一部の国では熱狂的なファン層が形成されており、K-POPはもはや韓国のコンテンツ・ビジネスを牽引する存在にまで成長した。

その中心にあるK-POPアイドルたちを育成し、マネジメントしていくのが「芸能プロダクション」だ。芸能人が所属している会社であるため、所属事務所、芸能事務所とも言われる。韓国では、ここ数年K-POPブームのお陰で、一部の芸能プロダクションは上場を実現したり、売上規模を数倍にまで拡大することに成功している。

華やかな表舞台につられ、アイドルになりたいという若者も後を絶たず、脚光を浴びているこの業界だが、実はその裏には問題点も山積しており、現在水面下では法的整備が整いつつある。

大きく分けて2つの問題点が挙げられるが、まずは「練習生(研修生)との契約」という問題がある。

韓国では、芸能事務所に所属している練習生のうち、約半分近くが無契約の状態であることが明らかになった。昨年、韓国の「文化体育観光部」が調査した芸能プロダクション関連会社(音楽事業中心)の「調査報告書」によると、練習生のうち46.2 %が無契約の状態であり、「専属契約」を締結していないことが分かったのだ。

なお、デビューまでのトレーニング期間は、歌手やアイドル志望の場合は平均15.38か月、役者志望の場合は平均15.37か月ほど所要し、このうち53.1 %が途中で脱落してしまうという。

練習生1人当たりの投資費用は月平均で約18万円ほどだった。最も多かったのは月平均10万円ほどで20.8 %、20万円ほどとの答えも19.2 %。

語学研修や整形手術援助を行っている大手プロダクションだと、この1人当たりの費用(経費)は30万~50万円ほどに増えるという。

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