ミステリースリラーを前面に出した新ドラマ「神の贈り物-14日」
Wow!Korea / 2014年2月28日 10時40分
SBSの新ドラマ「神の贈り物-14日」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)は、タイムワープ(時間歪曲)をテーマにしたミステリースリラーだ。
誘拐された子どもが死亡、子どもの後を追おうとした母親スヒョン(イ・ボヨン)は湖に身を投じるのだが、目を覚ますと子どもが亡くなる2週間前に戻っていた。
与えられた2週間という時間の中で、スヒョンは元刑事で興信所を運営するキ・ドンチャン(チョ・スンウ)と共に子どもを助けるための死闘を繰り広げる。
演出を担当したイ・ドンフンプロデューサーは「既存のメロドラマとは違い、ミステリースリラーというジャンル」とし「誘拐という運命に置かれた子どもを助けようとする母親の無償の愛と容疑者として捜査線上にあがった人物の中から犯人を捜し出すゲームがポイントになるだろう」と紹介。
また「出演者たちに台本を渡していないため、彼らも結末を知らないまま撮影を行い、パズルのようなゲームに挑戦している」と明かした。
2人の主演俳優に関してイプロデューサーは「チョ・スンウは投げ込まれた状況で本能的に演技し、イ・ボヨンは計算して理知的に接近するタイプ」とし「まだ2人は一緒に撮影していないのだが、異なったパターンをもった2人が出会ったとき、どのようなシナジーを生み出すか楽しみだ」と期待感を示した。
主演を務めるイ・ボヨンは「このようなジャンルに挑戦してみたかったため、今回の作品を選択した。悩むことはなかった」とし「これまでは、感情を発散するよりも溜め込む役柄が多かったのだが、今回は極端に駆け上がるようなシーンが多い。まさに挑戦してみたかった演技だ」と満足感を示した。
また「スヨンを除いたすべての登場人物が容疑者として可能性のある人物。序盤に何となく通り過ぎたような人物も有機的に絡み合っていて、軽く見ることのできる作品ではないため、途中からの流入が可能なのか心配」と語った。
昨年、ドラマ「あなたの声が聞こえる」で演技大賞を受賞したイ・ボヨンは「視聴率に対するプレッシャーはない」とし「楽しく撮影して、うまく作り上げていけば熱狂的に好きだと言ってくれる視聴者が出てくると思っている」と期待した。
一方「台本がフレッシュで作品もキャラクターも気に入ったが、何より大きな挑戦になると考えた」とし「視聴率競争の中で、好き嫌いが分かれるであろうテーマの作品を押し通す、ということがかっこよいと思った」と語ったチョ・スンウ。
彼は「私も利己的な演技者であるため、ドラマがうまくいくかいかないかに関してプレッシャーはない」とし「私自身、興味を持たなければ出演しないし、選択するときに大変であっても、後悔なくやる。台本もどんどん出来上がっていて、環境も良く、楽しく撮影しているため期待は高まる」と明かした。
俳優キム・テウがスヒョの夫で人権弁護士ハン・ジフン役を演じ、チョン・ギョウンがスヒョンの初恋の人物でエリート刑事のヒョン・ウジン役で登場。またアイドルグループ「B1A4」のBAROは知的障害のあるヨンギュ役で出演する。
なお、ドラマ「神の贈り物-14日」は来月3日午後10時に韓国で初放送される予定だ。
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