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21年ぶりの映画撮影に挑んだキム・ヒエ 「心理的圧迫が大きかった」

Wow!Korea / 2014年3月5日 11時49分

キム・ヒエ

芸能バラエティ番組「花よりお姉さん」で確実な存在感を見せつけた。ドラマでは20代の青春と愛にはまった。そして、久しぶりにスクリーンに姿を現した女優キム・ヒエ。ここまで来れば、第2の全盛期と呼んで良いだろう。

「ある人は”第8の全盛期”と言います。運動もして、お肌の管理も受けていますが、顔を見れば歳月が流れたことがわかりますか?いつも最後の撮影になるかもしれない、という思いで撮影に挑んでいます」

映画「優雅な嘘」でスクリーンに復帰したキム・ヒエが去る4日、ソウル市内でインタビューに応じた。映画で彼女の姿を見るのは、ムン・ソングンと共演した「101回目のプロポーズ」(1993年)以降、21年ぶりとなる。

あまりに久々だからだろうか。キム・ヒエは映画を見て号泣したという。涙もろい方ではない彼女としては、とてもめずらしいことだ。

「映画を撮影しながら、後輩たちがどのような演技をするのかと心配していたのですが、いざ完成した作品を見ると本当にすばらしかったです。後輩たちの演技は、世界的な水準だと言っても過言ではないほど。普通、自分の演技を見ていると作品に没頭できないのですが、後輩たちの演技を見ながら、突然暴風のような感情が湧きあがってきました」

イ・ハン監督とキム・リョリョン作家がタッグを組んだ「優雅な嘘」(3月13日公開)は、学校でいじめを受けていた少女が自殺してしまう事件から物語がスタートする。遺族と周辺人物のストーリーがミステリー形式で描かれている。

映画で、自殺した少女チョンジ(キム・ヒャンギ)の母親ヒョンスク役を演じたキム・ヒエは「子どもを持つ母親として、他人事ではなかった」とし「恐れもあり、避けたいという思いに駆られる物語でしたが、私も知らないうちに最後まで(原作小説を)読んでしまう力が生まれました」と語った。

「テーマは暗いものですが、映画は暗くありません。実際に、人生には生きていく中で暗い部分はあったとしても、私たちは生きていくもの。そして、成熟していかなければならないのです。映画は暗い部分を拡大せずに、物語をうまく解いていったと思います」

映画でキム・ヒエは”クールな”母親として登場する。しかし、実際の彼女にはクールとは少し距離がある。「勉強をしないでパソコンばかりしていると不安になり、常に母親としてやるべきことができていないという罪悪感」を抱いてしまうという、そんな平凡な母親だった。

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